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2014 02,05 16:30 |
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2月16日に旭川で開催する「筋膜」と「東洋医学入門」のWSの日が近づいてきました。
沢山の方からお申し込みを頂いています。ありがとうございます。 そして今度、この「東洋医学入門」のWSを東京でも開催することになりました。 ただ、東京でのWSを主宰してくれる人から、どういう風にこのWSを伝えれば 良いですか?と質問されました。 私は以前書いたブログで十分だと思っていたのですが、東洋医学に触れた事の無い人に とってはまだまだ分かりにくい説明だったようなので、もう少し具体的な例を挙げながら 「なぜ私がこんなにも東洋医学を皆さんに知って欲しいのか?」を書いてみようと思います。 最近、自分の想いのこもった暑苦しい文章が増えていてすみません。 もし宜しければお付き合いください。 まず、先日受けたお母さんからの相談を例に挙げさせてもらおうと思います。 この方にはお子さんがいて、ご両親とも同居されているのですが、 昨年末にお子さんの喘息が約2年ぶりに発症されたそうです。 ただ、今回は処方された薬が全く効かないばかりか、腹を下す、鼻がつまる、 夜は眠れない、耳を痒がる、些細な事に不安になる怖がる、等の症状もあったそうです。 その後 中耳炎になり、耳鼻科で副鼻腔炎と診断されたそうですが、お母さんも 副鼻腔炎だったので、自分と体質似たかな?と思っていたそうです。 そして、その耳鼻科で 今まで効いてた薬が効かなくなったことや悩みを打ち明けると、 先生から「じゃあ漢方にしますか?」と言われて診察を受けたところ 「この子だいぶ神経使ってる、限界に近い、冷えてるよ」と言われたそうです。 それから「何がこの子を冷やしたんだろう?」と 考えたお母さんは出来る事として、 毎朝飲んでた牛乳は 番茶にして、風呂のあとのアイスは風呂の前にして、 なるべく旬のものを温かい状態で、と食事をほんの少し変えたそうです。 それからお子さんの症状は徐々に良くなってきているそうです。 でも、お母さんは舅との育児方針をめぐる争いに挟まれたお子さんの心の ストレスが1番の冷えの原因と思われたそうです。 喘息の咳を起こさせないよう安静を優先させる舅。 喘息に負けない体を作ろうと 色々なことをさせようとする母。 舅と仲よくする事が子供にとって良い事だと分かっていてもなかなか難しく、 ついつい「なんで私が我慢しなきゃいけないの?」って思ってしまう事もあったそうです。 でも、どちらも 息子が大好きで心配で仕方なくて、孫の今を心配するおじいちゃんと、 息子の未来を心配する母、と思えるようになったら気持ちがすっと楽になったそうです さて、この家族に起きた事をちょっと東洋医学的に説明したいと思うんですが、 一番のポイントは、おじいちゃんとお母さんの方針の違いからみんながイライラして しまったことですよね。 「安静にする事と、丈夫な体にする事。」 2人が考えた事はどちらも合っています。どちらも必要な事です。 でも、どちらも目的は子供が元気で笑顔でいるためで同じなのに、なんで2人の 意見がぶつかってしまうのでしょうか? それはベースになる体の考え方が2人とも違うからなんです。はっきりとした基準が無く、 2人がそれぞれ考えた基準で判断しているから、やる事に違いが出来てしまうし、 相手の考えている事が理解できなくてイラッと気持ちが乱れてしまうんです。 もし、2人が同じ「体の基準」を持っていれば、安静にするための方法も、 丈夫な体にするための方法もお互いに理解出来て、ぶつからないですよね? 今、安静にすることが将来の丈夫な体にも繋がりますよね? 誰も間違っていないんです、だけど、よくある事なんです。 今まで本当に沢山の患者さんから同じように相談されてきました。 このお子さんの状態を東洋医学を基準にして診てみると、 ・年末から喘息。 →夏と秋に体を冷やし過ぎたせいです。きっと食生活に問題があったと思います。 牛乳とアイスですよね。減らしたお母さんの判断は合っています。 ・腹を下す・些細な事に不安になる、怖がる。 →体の冷えによる症状です。 ・鼻がつまる・耳を痒がる →乳製品、砂糖の取り過ぎが考えられます。アイスと牛乳ですよね。 ひょっとしたらパンなどの粉物も多いかも知れません。 ・夜眠れない →血液の汚れです。乳製品、砂糖、動物性食品などが多過ぎ、 もしくは晩御飯のメニューに問題があるのかなと思います。 東洋医学の「体の基準」で今の症状を見ると原因が見えてきますよね。 もし、今の症状を早く改善したければ、体を冷やす物を減らして、体を暖める事です。 お母さんが気が付いて変えた事はお子さんの体にとって、とても良い事です。 安静にすると言う事は、ただ家に居て休む、と言う事ではなく、 体に合わせて必要な事をして体に優しくすると言う事です。 丈夫な体にすると言う事は、やみくもに体を鍛えさせようとするのではなく、 冷えていないバランスの取れた体で、気に満ちた状態で成長していくと言う事です。 東洋医学の「体の基準」を持っていれば、お母さんもおじいちゃんもする事は同じなんです。 「今」と「将来」ちょっと見ている所が違うだけで協力出来るんです。 今が心配なおじいちゃんは、湯たんぽやお灸でお腹や腰を暖めてあげれば良いですよね。 将来が心配なお母さんは、冷えないような食生活にして成長を助けてあげれば良いですよね。 お互いが協力出来たら、それぞれの負担が減って楽ですよね?みんな笑顔でいられますよね。 東洋医学と言うと、鍼やお灸、漢方薬のように専門家に何かをしてもらう事、と思われて いる方が多いと思いますが、それは特別な事で、それだけじゃないんです。 僕は、病院や治療院に体を任せて何か特別な事を専門家にしてもらう、という事ではなく、 楽しく元気に毎日を過ごすために、今の自分の、家族の体の変化に気が付いて、生活の中で 調整するための「体の基準」と「調整方法」の知識が東洋医学なんだと思っています。 皆さんにはこのWSで、東洋医学の本当に基本の陰陽と五行、九星気学を使って、皆さんが 持って生まれた性格、体質など知って自分で調整出来るようになって頂きたいと思います。 1人1人持って生まれた性格や体質は違うので、「体の基準」は違うんです。 「体の基準」を元にして、自分の体の状態の変化に気付けば、細かい調整方法を知らなくても、 このWSの中でお話しする、暖める、睡眠、食事などの簡単な方法で調整出来るようになります。 それぞれの季節に合わせた、過ごし方、食事の仕方、体の動かし方などを知れば、 もっと体と気の働きを調える事は出来るんですが、それはまたこの先の話で、 自分の事、家族の事で迷っている事がある方は今までとはちょっと違う方法として、 まずは東洋医学で自分の事を知って頂きたいと思います。 ・旭川でのWSの詳細はコチラをご覧ください。 ●旭川WSのお知らせ● 終了しました。 ・東京でのWSは3月9日に高田馬場で開催します。詳細は近日中にアップしますので、 もう少々お待ちください。 終了しました。 PR |
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