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2011 12,04 14:02 |
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先日うちの畑でたくさん収穫できた「キクイモ」の説明です。
キクイモ(菊芋)とは、北アメリカ原産のキク科の植物です。 秋になると菊やひまわりに似た黄色い花を咲かせます。 大きなものでは3メートルくらいの背丈になります。 花の咲き終わる10月末頃、地中に大きな塊の茎(芋)が多くできる事から 「キクイモ(菊芋)」といわれています。 キクイモは生命力が非常に強く、栽培が容易なことから、 戦後の食糧難の時代には根を主食として食べられてきました。 キクイモの主成分は、「イヌリン」という多糖類で、通常のイモ類とは異なり デンプンはほとんど含まれておらず、最近では、糖尿病や肥満、高中性脂肪に 有効だとされ注目を浴びています。 その他、キクイモには、ビタミンB1やB2、ナイアシン、ビタミンCが多く含まれており、 バランスのよい食品ともいえます。 植物の中でキクイモの中に最も多く含まれている「イヌリン」ですが、 イヌリンの一部は胃の中で水分を含んでゲル状となり、腸内で腸の粘膜を包みます。 この粘膜があるおかげで、摂取した糖質や脂肪は腸から吸収されずに体の外に 排出されます。糖質や脂質が吸収されないので血液中の糖分や脂肪分は増えません。 その結果、膵臓で作られる血糖値を下げるホルモンのインスリンを 分泌する必要がなくなり、疲れた膵臓を休ませることができるので、 エドガー・ケーシーは「菊芋は天然のインスリンだ。」と言っています。 残りのイヌリンは腸内でビフィズス菌などの善玉菌のエサとなるので、 善玉菌が増殖、活性化されて腸の働きが良くなるので、便秘や肥満が解消され、 肌も綺麗になります。また同時に膵臓、肝臓、脾臓なども血液の循環がよくなり、 各臓器の治癒力も高める作用があると言われています。 今年はうちの畑でも初めてキクイモを栽培してみました。 種芋を植えて、途中「雑草なんじゃないか?」と迷ったりもしましたが、 そのまま順調に大きく育ってくれて無事に収穫できました。 栽培は非常に簡単でしたが、土の養分を沢山吸収するみたいなので 連作はお勧めできないようです。 今、お店で250グラムで¥250で販売もしています。 また、カフェのきまぐれおかずにもキクイモを使ったメニューがあります。 名前には「芋」と付いていますが、芋のような甘味はありません。 生で食べたり、さっと火を通すくらいだと「ヤーコン」のようにシャリシャリとしていますが、 じっくり火を通すと急に芋っぽくなります。 ネットなどで調べてみると、牛乳煮、バター焼き、フライ、スープ、味噌漬け、煮物など 色々な料理法が出てきますので、ぜひ色々な食べ方を試してみてください。 ちなみに、先日カフェでも出した「キクイモのキンピラ」も美味しかったんですが、 「キクイモのしょうゆ漬け」が私のお気に入りです。 お腹の調子が気になる方。ぜひ、食べてみてください。 PR |
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