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2013 08,02 09:01 |
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今は体調を維持するためのメンテナンスのために1~2週間毎に来院されている患者さん。
体の調子を伺うと、なんだか首が重苦しい、でも思い当たる理由が無い、と言う事でした。 普段は、肩と腰の治療をしているので、ちょっと珍しい症状だな、なんて思いながら、全身に運動療法をすることにしました。 いつも通り足から動かしていくと、なんだか股関節の動きが悪く、固まっている感じで、特に股関節と太ももの前の筋肉が緊張している感じでした。 患者さんも「あれ?なんで股関節が固いんだろ?」と不思議がっていました。 そして足が終わって肩を動かし始めると、これまたいつもより固い。 いつもと体の反応が全然違うので、何かおかしいと思って、原因を見つけるためにちょっと治療を止めて、この1週間の生活で普段と違うことは無かったか聞いてみましたが、やっぱり特に変わったことは無い、という返事。 何も生活が変わっていないのに、この体の変化はおかしい。 例えば、一生懸命字を書いたり、本を読んだり、パソコン使ったりしませんでしたか? と質問をしたら、しばらく考えたあと、何かを思い出したらしく笑いながら教えてくれました。 「そういえば、子供が借りてきたゲームやりました。面白くて毎日やってました。」 どんな姿勢ですか?こうやって体丸めてやってませんでした? 「やってた。こうやってソファに座って、膝に肘載せて丸まってやってた。まさかそれ?」 それ!体育座りみたいに股関節深く曲げて、両手で小さいゲームを持って、首丸めて小さい画面覗き込んで、ゲームに合わせて変に力入ったりしたんじゃないですか? 「うん、力入った、面白かったの…」 と言う事で、原因が分かりました。 原因は、体(股関節、首肩)を不自然に丸めた姿勢で変に力が入るゲームを5日間続けたこと、です。 原因が分かったので、治療を再開して首肩周りにも運動療法を入れたら、首の重苦しさも取れてスッキリして頂けました。 治療後、もうゲームのやり過ぎに気を付けてくださいね。と伝ると、 「明日、子供がゲームを友達に返すって言ってたから、もう大丈夫!」 ゲームの悪い影響を受けるのは子供だと思っていましたが、普段ゲームをやらない大人もこうやって影響を受ける事もあるんですね。 と言う事で、皆さんも子供が借りてきたゲームに熱中して、治療を受けることにならないように気を付けてくださいね。 特に、手にもってやる小さいゲームには気を付けてくださいね。 次の治療の時、この患者さんの首と股関節はいつも通り大丈夫でした。 PR |
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