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2010 06,09 18:21 |
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ビワは梅や桃、杏、桜などと同じ仲間のバラ科の常緑樹で、
成長すると10mくらいの高木になります。 原産地は中国南部やインドで、これらの地方では昔からビワの木や葉に
すばらしい薬効や癒し効果があることが知られていました。 今から3千年も昔のインドではビワの木のことを、
最高に薬効のある木として「大薬王樹(だいやくおうじゅ)」と、 ビワの葉のことを、病気を治して憂いを無くす扇(葉)として「無憂扇(むゆうせん)」と呼んでいました。 またお隣の中国でも明の時代に書かれた「本草綱目」という漢方の本に
「ビワの葉は胃腸の毒素を流したり、呼吸器の炎症を鎮めたり、 顔のおできを治したりする等の薬効がある」と書かれています。 日本にびわの木が入ってきたのは弥生時代のころと推測されており、
やがて九州や四国に自生するようになりました。 その後、奈良時代になるとびわの葉療法の知識が本格的に伝えられ、
仏教医学のひとつとして広められました。 当時は仏教のお坊さんたちが熱心に医療活動を行い、その時にびわの葉療法も
活用されたようです。そのころ建てられたお寺にはびわの木が植えられ、 お坊さんたちは仏教を布教するかたわら病気に苦しむ人々にびわの葉療法を行っていました。 ビワの葉の成分には、ブドウ糖、蔗糖、果糖、マルトース、澱粉、デキストリン、
酒石酸、クエン酸、リンゴ酸、アミグダリン、タンニン、サポニンなどがあります。 この中で最も注目されているのが、がん細胞を攻撃し破壊する効果があると言われている
アミグダリン(ビタミンB17)です。 自然療法研究家の東城百合子先生によれば、アミグダリンには、
1 血液浄化作用 2 抗ガン作用 3 鎮痛作用 4 殺菌作用 があるとされています。
「アミグダリン」の話は次回に続きます。 PR |
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