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2011 11,01 16:08 |
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最近患者さんからよく
『この症状は自律神経だからしょうがないんでしょ?』 って言われるんですが、しょうがなくないです。 諦める必要は無いと思います。 なぜか「自律神経」だと諦めてしまう人が多いのですが、 それは自律神経の働きの意味を少し勘違いしているのかな?と思います。 先ずは自律神経の説明からしてみたいと思います。 自律神経とは、“自分の意思とは関係なく体の働きを調整してくれている神経”のことで、 交感神経と副交感神経の2種類あります。 交感神経とは、体を活動的にさせる、興奮させる、という働きがあり、 副交感神経には、体をリラックスさせる、という働きがあります。 この2つの正反対の働きを持つ神経がシーソーのようにバランスを取り合って 働いてくれることで、体の循環、呼吸、消化、代謝、分泌などの機能を1日に、 季節に合わせて生活しやすいように調節してくれています。 この“自分の意思とは関係なく~”という言葉のせいで、 自律神経のせいだから自分では変えられない、あきらめるしかない、 と思い込んでしまうみたいです。 でも、本当の問題はそうじゃないんです。 自律神経が悪いのではなく、 自律神経が正しく働ける環境を作っていない自分に原因があるんです。 消化器に負担をかける食生活をして、 夜更かしなど乱れた生活のリズムを過ごし、 体を動かすことも無く、 体が回復するための時間も作らない、 体調が悪ければ原因は自分ではなく体のせいにする、 色々な原因で体に負担をかけておいて自律神経にだけ正しく働け、と言ってもそれは難しいと思います。 悪いのは自律神経ではありません。 外からの強いストレスがあった時以外は、基本的に自分のせいです。 なので、自律神経の働きを整えたければ、自律神経が働きやすい体の環境を 自分で整えてあげてください。 必要なことは、 ・消化器に負担の少ない食生活 ・早寝早起き ・歩くこと、体操 ・お風呂、お手当 体を動かせば交感神経が働いてくれます。 体を暖めたり、食事をしたり、睡眠をとれば副交感神経が働いてくれます。 1日のリズムに合わせて、季節に合わせて食事や運動などをして生活を送ると 自律神経は正しいリズムで動き出してくれます。 自律神経失調症、などと言われたら諦める前に、先ずは今までのご自身の生活を振り返ってください。 自分の生活に当てはまる悪い生活習慣が上に書いてありませんか? もっと詳しく知りたい方、生活をどう変えたら良いのか迷われている方、ご相談下さい。 もちろん、ご来院頂ければ、鍼灸治療、自然療法、気診などで気や体のバランスを整えて 自律神経が働きやすい体に変われるようにお手伝いいたします。 当院に来院された多くの方が卒業されているので、 自律神経であきらめる必要は全然無いと思います。 PR |
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