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2009 07,08 00:04 |
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最近気診での治療を必要とする患者さんが増えて、
質問を受ける事も多いので、ちょっと「気診(きしん)」の説明をしておきたいと思います。 気診とは、兵庫県の整形外科医、小田一先生が考案開発された方法で
身体を取り巻く気(オーラ)の状態を診断し、調整する気功法です。
見えない気をどうやって診断するのかというと、
自分の首の筋肉の胸鎖乳突筋が緊張するか緩むかで判断します。
・気が乱れていたら首の筋肉は緊張する。
・気に乱れが無く綺麗なら首の筋肉は柔らかくなる。
このように条件を決めて相手の気を意識して、胸鎖乳突筋を触った時の堅さで判断します。
とっても不思議な事なんですが、これだけで筋肉の堅さが変わります。
Oリングテストのような筋反射を使った方法です。 気診を使うと便利なのは、今の自分の身体に「合う物」と「合わない物」を
自分で見分ける事が出来るようになる事です。 「身体に合わない物を持ったら胸鎖乳突筋が緊張する」と意識して調べたい物を持ってみて、
・堅くなったら「合わない」
・変わらなければ「合う」
と、筋肉の硬さの変化で判断することが出来ます。
これは特殊な人だけが出来る事では無く、慣れれば誰でも出来ます。 堅さにも程度がありますが、物凄く堅くなったら物凄く合わない、という事です。 まずは殺虫剤など、体に良くない物でで試してみると、反応が分かりやすいので
練習しやすいと思います。 慣れてきたらこの方法で、食べ物や飲み物、サプリメントやアロマオイルなど
今の自分に必要な物を選ぶ事が出来るようになると思います。
自分が好きな味や匂いとは違う物が選ばれる事もあるので、面白いと思います。 ちなみに、僕はお香やアロマを炊く時には、気診でどれにするか選んでいますが、
その日によって合う物が変わるので面白いですよ。
身体に合う必要な物と、身体に合わない不必要な物。
しっかりと意識して胸鎖乳突筋の反応を見る、これが気診の第一歩になります。
これを治療にどう生かしているのかは次回に続きます。
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