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2013 02,23 22:48 |
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「肉を食べると病気になる」
「牛乳は体に悪い」 「パン食は万病のもと」 「甘い物を食べるとうつになる」 この広告が新聞に載ったあと、何人かの患者さんから、 「食事療法の本の広告を見たんだけど、すごい大変なんですね。 私にはそこまで出来ないなぁ。」 と言われました。 そして誰も「野菜サラダよりゆでた根菜類が良い」の事なんて言いませんでした… 強く印象付けて本を宣伝してようとすると、こういうサブタイトルを 付けたくなるんでしょうかね。 こんな宣伝文句を見たら、肉も牛乳もパンも甘い物も全部食べるのをやめないといけない、 そんなに厳しい事は出来ない、と思ってしまうのではないかとちょっと考えてしまいます。 病気になっていない人が健康維持のために自分の好きな食べ物を止めるでしょうか? まず止めないと思います。 こんなサブタイトルを見たらやめなきゃいけない!もう一生食べてはいけない! って思いませんか? そんなことはストレスにしかならないのではないでしょうか? まだ病気じゃないし、肉は美味しいし、って思ったら食事療法は病気になってから 考えようってなると思うんです。でもそれだとなんだかもったいないですよね。 本当に大切なことは、体に負担のかかる食べ物を恐れさせてやめさせる事ではなく、 その食べ物が体にどういう影響を与えるのか、その食べ物の影響を どうやったら減らすことが出来るかを知る事だと思うんです。 体は負担がかかっている事を病気になる前にサインを出して教えてくれます。 そのサインに気がつけば食事に気をつけて病気にならないようにすると思います。 たとえば、お肉を食べたら体はどうなるのか、食事やお手当でどうやって脂を 体外に早く出すか、どうやって体にたまった動物の熱を冷ますか。 その方法を皆さんが知って、体の負担を減らして健康を維持することが大切で、 健康を感じられる中で肉もパンも甘い物も上手に食べれば良いと思うんですけど、 残念ながらそういう風にはならないみたいです。 やっぱりインパクトが無いと売れないんですかね… そんな本ってありそうで無いんです、あっても良いと思うんですけどね。 PR |
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