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2015 07,31 05:38 |
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気が足りなくなる原因はいろいろとあるのですが、一番大きな原因と思われるのが「食事」です。
今まで私が見てきた患者さん、ほぼ全員に「食事」に問題がありました。 学校から帰ってきたら小腹が空いているので「パン」を食べる。 勉強して疲れたら「甘いお菓子」を食べる。 部活で体を動かしたら「スポーツドリンク」を飲む。 晩御飯は「肉」を沢山食べる。 朝「ヨーグルト」を食べる。 朝は食欲が無いから「パン」を食べる。 普通の食事だと感じる方が多いのかなと思いますが、東洋医学やマクロビオティックで考えると、 これらの食事はちょっと体に優しくないんです。 1つ1つの食材について説明すると長くなり過ぎてしまうので、ココでは書きませんが、上記のよ うな食事を一日に何個も重ねて、何日も続けていくと、消化器に負担がかかって働きが落ちて、食 べ物から効率よく「気」を作り出せなくなるので、元気が無くなって、緊張を緩めることが出来な くなってしまいます。 また、夜寝ている間に肝臓が血液をキレイにしてくれて、朝にはキレイになった血液が全身に回る のでスッキリ目が覚めて活動できる、と考えられているので、食事だけではなく、しっかり睡眠を とること事が大事です。 パソコンやTVやメール、試験勉強で夜更かしをしてしまう人も多いと思いますが、血をキレイに する時間が足りないと、目覚めが悪くなったり、頭がボーっとしたり、元気が一日持たなくなって しまうので、早く寝る日も作って欲しいなと思います。 ただ、起立性調節障害には夜眠れない、と言う症状もあります。 体を緩めて、回復するために眠りたいのですが、頑張り過ぎたり、体に合わない物を食べ過ぎたり すると、心と体が緊張し過ぎて眠れなくなってしまいます。 その時に特に気を付けて頂きたいのが、晩御飯の肉食です。 肉を食べると体は興奮します。血が騒ぐと言う状態です。 あとは静かに寝るだけなのに体は興奮していたら寝付けないですよね?そうすると、ゴロゴロ寝返 りを沢山うってエネルギーを消費して、興奮を冷まそうとして、寝つきが悪くなってしまいます。 寝付が悪いと言う方は、遅い時間の肉食をちょっと減らしてみて下さい。きっと眠りの質が変わる と思います。 起立性調節障害と言われてしまう11個の症状をもう一度見てみると、 7.食欲不振 8.腹痛 先ずはお腹に負担がかかる生活がベースにあるんだと思います。 そして、血が汚れたままで、朝までに回復する事が出来ないので、 5.朝なかなか起きられず午前中調子が悪い 6.顔色が青白い と言う症状が出てきてしまいます。 そんな生活が続いていくと気が足りなくなって頭までしっかりと気が巡らないので、 1.立ちくらみやめまい 2.起立時の気分不良や失神 3.入浴時や嫌なことで気分不良 となったり、がんばって気を巡らせようとして 4.動悸や息切れ がしたり、体を動かしたり対応する力が落ちて 9.倦怠感 10.頭痛 11.乗り物酔い と言った症状が出て来てしまうのだと思います。 この起立性調節障害を治すため、と言うか元気になるための方法はとってもシンプルです。 「生活を正すこと」 これが基本だと思います。 食事を正して、正しいリズムの生活にする。 早寝早起きが基本なんですが、緊張している人はなかなか眠れないので、生活リズムは徐々に変え ていけば大丈夫です。 元気になってくれば勝手に眠たくなって、早く起きるようになります。 なので、基本は食事です。 無理のない範囲で良いので、体の負担になる食事を変えていってください。 上に書いた「パンやお菓子、ジュース、お肉などを食べない」、と言う風に変えるのではなく、1 日に何種類も食べていたのなら、まずは1日に食べる種類を減らすようにして、少しずつ慣らして いって下さい。 もし晩御飯が遅くなるのなら、その日は少しお肉を減らしてみる、とか、食べる量を少し減らして みる、と言うことでも体はちゃんと変わっていってくれます。 がんばって変えようとすると緊張が強くなりますし、生活が楽しくなくなってしまうので絶対に無 理はいけません。今までよりほんの少しでも優しくなれば良いんです。 そして、湯たんぽやお灸、コンニャクでお腹を暖める事。 人はお腹が働くことで「緩む」と言う力が出てきます。 お風呂で全身を温めなくても大丈夫。お腹にグッと熱が入る事でそこに血液が集まり、働きや回復 力が良くなります。お腹だけで良いので、気が向いた時に短い時間でも良いので暖めてください。 これも絶対無理しない。がんばって毎日しようと思わないで、出来る時だけで良いので体の喜ぶ時 間を作ってください。。 食事と暖め。 これだけで体は徐々に回復していって、気が増えてくるので症状が軽くなっていきます。元気が出 てきます。 コレは「起立性調節障害」に対してだけの方法ではなく、どんな症状でも基本になります。 元気になるために皆さんに最初にやって欲しい事であり、普通の生活にして欲しい事です。 生活を意識する事で、病院や治療院に頼らなくたって、自分自身で元気になれます。 最近ちょっと元気が無いなって思ったらこの生活を意識してみてください。元気が戻ってきます。 もっと効率良く元気になりたいなって思った時に上手に治療院を使って頂ければと思います。 元気が無いまま、青春時代を過ごすのではなく、元気に楽しい事、ほろ苦い事、いろんなことを経 験して大人になっていって欲しいなと思います。 子供たちと一緒にみなさんもぜひ楽しい生活になるように、普段の生活を意識して頂きたいと思い ます。 子供たちが元気でいるためには、大人の協力が必要です。 ぜひみんなで優しい生活をして、元気に過ごして頂きたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。 起立性調節障害のこと① PR |
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