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2012 07,03 20:03 |
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以前、記事にした運動中に足首を捻挫してしまった中学生の治療のその後です。
<前回の記事はコチラをどうぞ> 前回はテーピングで足首の負担を減らして回復を助けるために、 お母さんにテーピングの貼り方を教えて様子を見て貰いました。 それからどうなったかと言うと、痛みは減って運動は出来るけど痛い時もある、 朝起きたら痛みは無い。と言う状態です。 治し切らないと、このような痛みの出方をする状態になってしまいます。 患者さんが若いのでテーピングで治るかな、と思っていたのですが、 普段の運動量がとても多くテーピングだけでは治り切らなかったみたいです。 捻挫は2週間から1ヶ月位安静にしていると大体の痛みは取れます。でも大体です。 残念ながら治り切っていない事が多いです。 今は若い人にも多くなってきてしまいましたが、特に年配の方に、別に捻った覚えは 無いけど家に帰ってきたら足首に痛みを少しだけ感じる、でも次の日は大丈夫。とか、 ちょっとした段差で足首がグニャって曲がって(特に小指の方に倒れる)捻挫しやすい。 と言う方が多くいらっしゃいます。 皆さん特に気にされていないみたいですが、これは以前捻挫した足首を ちゃんと治していない証拠です。 捻挫した時に、ちゃんと靭帯の傷を治さないで(古傷というやつです)、足首を支える事が 出来ないダラッと緩んだままにしているので、ちょっとした動きで気が付かないうちに 古傷を再び傷めてしまったり、すぐにグニャっと曲がる捻挫しやすい足首に なったままにしてしまっています。 捻挫は本当にその時に治し切る事が大切です。 で、前回はテーピングを覚えて帰ってもらったのですが、今回はリハビリの仕方を 覚えて帰ってもらいました。 捻って伸ばされて傷が付いた靭帯を元の長さ、強さに戻す必要があるので、 リハビリをして貰う事がとても効果的です。 治療に来て頂ければしっかりとリハビリを入れますが、ご自宅でやってもらうリハビリは 5~10分位で終わるような簡単な方法にしてあります。 ただ、1人ではなかなか出来ないので誰かの協力が必要になります。 以前は忘れないようにがんばって絵を描かれる方も多かったのですが、 今は携帯で写真が取れるので簡単です。動画を撮って行く方も増えてきました。 本当に便利ですが動画はちょっと緊張しますね… 今その患者さんはリハビリとテーピングで経過観察中です。 捻挫は痛めた時にしっかりと治し切る事が大切です。 古傷になってしまっていてもちゃんと治療とリハビリをすれば変わります。 足首の痛みが気になる方、ご相談下さい。 PR |
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