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2015 11,29 06:43 |
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自分の体のどこを暖めるのが良いのか?
元気になるために、自分の体の状態にあわせて暖めることはとても大事なポイントになります。 前回の記事の最後に、「困ったらお腹」と書きましたが、今回はもう少し細かく書いていこうと 思います。 自然療法のお手当ての基本は、肝臓、消化器(丹田)、腎臓を暖めることだと言われています。 これは、人が体調を崩したり、病気になったりするのは「血が汚れているから」と言う考えが ベースにあるからです。 血が汚れていると言う事は、体の中に要らないゴミがいっぱい溜まってしまっていると言う事です。 そのせいで体が正しく働く事ができなくて、特に負担のかかっている場所や器官が不調や、病気に なっていると考えられています。 なので、元気になりたい、症状を改善したいと思ったら、血をキレイにして、血の流れを良くして あげることが大事なポイントになるので、暖めて血行を良くして回復を助けたい場所は、患部の他 に「血」に関係している肝臓、消化器、腎臓と言う事になります。 なんでこの3箇所なのかをひとつずつ説明していきたいと思いますが、まず分かりやすい所で 「消化器」。 ココは食べた物を消化、吸収して、体にとって栄養になる物と、要らない物を分けて、血や気を 作り出して残ったカスは便として外に出してくれている所です。 消化器の働きが悪くなると、効率良く「血」を作れなくなるので、体を栄養出来ず働きが悪く なります。 また、要らない物をちゃんと外に出せなくなると、体の中にゴミがいっぱい残って、血液と一緒に 全身を巡ってしまって、これもまた体がちゃんと働けなくなります。 消化器(おへその辺り)を暖めると言う事は、消化吸収を良くして、血を作り、要らない物を便 として外に出す事を助けてあげる事になります。 食欲が無い、もたれる、すぐにお腹を壊す、便秘、アレルギーなどの症状がある方は、まずは おへそを中心にお腹を暖めてみてください。 次は「肝臓」。 肝臓は血液をキレイにしてくれている所です。 私たちの体は活動する事でも血は汚れていきますし、食べ物によっても血は汚れます。 特に問題なのが食べ物の方で、農薬や添加物など不自然な物は体にとっては必要無いので、肝臓で 濾過してキレイな血にする必要があります。 普段から無理して働いたり動いたりして血を汚し続け、何も考えずに添加物まみれの物を食べて いると、血はもの凄く汚くなると考えられています。 汚れた血を必死になってキレイにしようとする肝臓… 一日中働かされてるのに、肝臓自身を回復するための血も汚くて回復できず… そして汚れた血は全身を巡り、徐々に徐々に体や頭に溜まって働きが悪くなっていくんです… 皆さんの体の中をイメージしてみてくださいね。 頭がボーっとする、筋肉がつる、こる、固くなる、朝起きられない、イライラする、やる気が 出ない、などなど、血が汚れ肝臓に負担がかかっている症状はありませんか? なので、肝臓を暖める事は、肝臓の働きを助け、血がキレイになるのを助ける事です。 血が汚れている気がする、と思ったら、肝臓のある右胸の下の辺りをしっかりと暖めてあげて ください。 もちろん、食事や生活を整える事も大事ですので、合わせて肝臓を助けてあげてくださいね。 そして最後は「腎臓」。 腎臓は水を濾過するところで、キレイな水は再利用して、汚い水は尿として外に出して体の中を キレイにしてくれています。 なので、腎臓の働きが落ちると水分(血も)が汚れたままになって、体の中にゴミが溜まって いってしまいます。 また、腎臓は体の陰陽(熱のバランス)を管理していると言われていて、体が働きやすいように、 冷え過ぎないように熱を持ち過ぎないように調整してくれています。特に、腎臓は冬に中心に なって働いて寒さから体を守ってくれている内臓器なので、冷えることを嫌います。 腎臓のある腰をしっかりと暖める事で、体の中の水分がキレイになりやすく、冷えからも効率よく 体を守る事ができるようになります。 冷え性、腰痛持ち、トイレが近い、夜中にトイレで目が覚める、疲れやすい、不安感が強い、忘れ っぽいなど、腎臓の働きに関係のある症状がある方は、腰をしっかりと暖めてあげてくださいね。 もちろん、体を強く冷やす性質を持っている、砂糖、カフェイン、小麦粉、アルコール、果物、 乳製品などが好きな人は、今よりもちょっと減らしたり、食べたり飲んだりしたら暖める、と言う 事を習慣にしてくださいね。 以上、この3箇所が自然療法で暖める時のポイントとなります。 自分の症状に当てはまるものがあれば、まずはそこをしっかりと暖めてみてください。ただ、体は ちゃんと必要な所を教えてくれるので、考え過ぎずに暖めて気持ちの良い所で大丈夫です。その時 に暖めて気持ちが良いと感じる所を多めに暖めてあげてください。 そして、働きを良くするために暖めるなら、出来るだけ自然な熱を使ってくださいね。 外出する時など、外の寒さから体を守りたい時はホッカイロを貼ったりして、冷えから体を守って あげてくださいね。 次回、番外編。なんで「困ったらお腹」なのか?でこの暖めシリーズは終わりたいと思います。 体を暖めること ① ~暖めのきほん~ 体を暖めること ② ~冷え症や元気が無い方に~ 体を暖めること ③ ~どこを暖めると良いのか?~ 体を暖めること ④ ~困ったらお腹~ PR |
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