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2016 04,06 15:54 |
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まずは、生理痛やPMS、不妊などの婦人科の症状の改善のために東洋医学でどう考えていくと良いのかを説明したいと思います。
東洋医学には西洋医学とはちょっと違う独特の体の考え方があって、子宮や卵巣の生殖器が正しく働くことが出来るように手伝ってくれている内臓器があると考えられています。 特に、腎臓、肝臓、脾臓の3つの内臓器が大きく関係していると言われています。 これらの内臓器の働きは、西洋医学で考えられている働きとはちょっと違う働きも持っています。 「腎臓」には子宮や卵巣などの生殖器の働きを管理する、と言う働きがあります。 なので、生殖器が元気に正しく働くためには腎臓が元気であることがとっても大切です。 そして、「肝臓」は血液をキレイにして、筋肉や内臓器に血液を巡らせる働きをしているので、生殖器がキレイな血で満たされて、正しく働けるように手伝ってくれています。 「脾臓」は消化器全体をコントロールして食べ物から血液を作り出してくれています。 消化器で「血」を作り、肝臓でキレイにして巡らせて、腎臓が生殖器の働きを調整する。 これが東洋医学での生殖器と内臓器の基本的な関係です。 もちろん、この3つの内臓器の働きはコレだけではないのですが、長くなり過ぎてしまうので、細かい働きは講座でじっくりとお話ししています。 先に上げた3つの内臓器の中で、特に大事なのは「腎臓」です。 子宮と卵巣の働きを管理しているので、腎臓が元気であることが基本です。 生理痛やPMS、子宮筋腫や内膜症などの婦人科系疾患を持っている方や、なかなか妊娠出来ないと言う方は、腎臓に優しくない生活を続けてしまうと、腎臓の働きが落ちて、生殖器の働きも落ちてしまうので、腎臓に優しい生活をする事がとっても大切です。 患者さんや生徒さんのお話しを聞いていると、普段の生活が腎臓に優しくない生活になってしまっている方が沢山いらっしゃいます。 残念ながら、腎臓について知ることや優しい生活をアドバイスされることってなかなか無いので、腎臓に優しい生活なんて考えたこともかった…知らなかった…と言う方がほとんどです。 少しでも知っていれば、ちょっと意識することが出来れば、体はちゃんと応えてくれて、自分で元気になれるんです。 ぜひぜひ腎臓に優しい生活をみなさんに知って頂きたいなと思います。 ①生殖器と内臓器の関係の話 ②五行の話 ③腎臓の話 ④春が大事 PR |
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