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2015 12,09 22:03 |
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講座をしていると「どこを暖めたら良いですか?」とよく聞かれます。
それに答えると、じゃあこんな時は?あんな時は?と細かい症状ごとにどこを暖めたら良いのか 生徒さんたちから質問攻めにあいます… 体からのサインに一つ一つ答える事も良いとは思いますが、自分でやる体のケアはもっとシンプル な方が良いと思います。 細かい事に囚われてしまうと、体の根本の原因が見えなくなってしまうし、全ての症状の対処法を 知らないと不安になってしまうので、もっともっとシンプルな考えで大丈夫です。 そのためには、もう少し体の基本的な事を知っていると安心できるし、便利なのかなと思います。 で、シンプルにどこを暖めたら良いのか?ですが、これは「お腹」です。 困ったらお腹を暖めてください。 だいたいの事はコレで体が回復するためのきっかけになります。 コツコツお腹を暖めていけば症状に変化が出てきてくれると思います。 これだけで納得してお腹をコツコツ暖めてくれると良いのですが、理由を知らないとやる気に ならない人もいるでしょうし、疑ってやるより信じてやった方が良いと思うので、ちょっと理由 を書きます。 お腹。 おへそを中心にしたその回りの事ですが、消化器の事です。 困ったら消化器を暖めて、働きを助けてあげれば良いんです。 消化器が何をしてくれているかと言うと、食べ物を消化して、栄養を吸収し、要らない物は排出 してくれています。 これは一般的に知られている消化器の働きだと思いますが、東洋医学ではもっと別の働きもあると 考えられています。 それが、「ゆるめる」と言う働きです。 疲れたり、イライラしたら何かを食べたくなりませんか? で、食べたらホッとしませんか? 僕らのココロとカラダはお腹が働くとゆるむんです。 極端に言えば、お腹が僕らの「ゆるむ」と言う事をコントロールしていると言えると思います。 なので、ゆるむために、お腹を動かしてしまえば良いんです。 そのために、お腹の働きが活発になるように、お腹暖めて血を集めてしまえば良いんです。 困ったらお腹を暖める。 がんばったココロとカラダは緊張して固まってしまうので、お腹を暖めて、ゆるむ力を強くして、 ココロとカラダをゆるめてあげて欲しいなと思います。 ゆるめるためにがんばらなくて良いんです。 適当にお腹を暖めて、ボーっとしててください。 細かい事はゆるんでから考えましょうね。 暖める方法は今まで書いてきたように、より自然な熱を使ってくださいね。 以上、体を暖めることシリーズでした。 体を暖めること ① ~暖めのきほん~ 体を暖めること ② ~冷え症や元気が無い方に~ 体を暖めること ③ ~どこを暖めると良いのか?~ 体を暖めること ④ ~困ったらお腹~ PR |
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2015 12,04 19:47 |
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年末年始の営業日のお知らせ
年内は12月28日(月)が最後の営業日となります。 年始は1月13日(水)からの営業となります。 年末最後の週は例年早い段階で予約がいっぱいになりますので、 ご検討中の方は早目にご予約下さい。 どうぞ宜しくお願い致します。 |
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2015 11,29 06:43 |
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自分の体のどこを暖めるのが良いのか?
元気になるために、自分の体の状態にあわせて暖めることはとても大事なポイントになります。 前回の記事の最後に、「困ったらお腹」と書きましたが、今回はもう少し細かく書いていこうと 思います。 自然療法のお手当ての基本は、肝臓、消化器(丹田)、腎臓を暖めることだと言われています。 これは、人が体調を崩したり、病気になったりするのは「血が汚れているから」と言う考えが ベースにあるからです。 血が汚れていると言う事は、体の中に要らないゴミがいっぱい溜まってしまっていると言う事です。 そのせいで体が正しく働く事ができなくて、特に負担のかかっている場所や器官が不調や、病気に なっていると考えられています。 なので、元気になりたい、症状を改善したいと思ったら、血をキレイにして、血の流れを良くして あげることが大事なポイントになるので、暖めて血行を良くして回復を助けたい場所は、患部の他 に「血」に関係している肝臓、消化器、腎臓と言う事になります。 なんでこの3箇所なのかをひとつずつ説明していきたいと思いますが、まず分かりやすい所で 「消化器」。 ココは食べた物を消化、吸収して、体にとって栄養になる物と、要らない物を分けて、血や気を 作り出して残ったカスは便として外に出してくれている所です。 消化器の働きが悪くなると、効率良く「血」を作れなくなるので、体を栄養出来ず働きが悪く なります。 また、要らない物をちゃんと外に出せなくなると、体の中にゴミがいっぱい残って、血液と一緒に 全身を巡ってしまって、これもまた体がちゃんと働けなくなります。 消化器(おへその辺り)を暖めると言う事は、消化吸収を良くして、血を作り、要らない物を便 として外に出す事を助けてあげる事になります。 食欲が無い、もたれる、すぐにお腹を壊す、便秘、アレルギーなどの症状がある方は、まずは おへそを中心にお腹を暖めてみてください。 次は「肝臓」。 肝臓は血液をキレイにしてくれている所です。 私たちの体は活動する事でも血は汚れていきますし、食べ物によっても血は汚れます。 特に問題なのが食べ物の方で、農薬や添加物など不自然な物は体にとっては必要無いので、肝臓で 濾過してキレイな血にする必要があります。 普段から無理して働いたり動いたりして血を汚し続け、何も考えずに添加物まみれの物を食べて いると、血はもの凄く汚くなると考えられています。 汚れた血を必死になってキレイにしようとする肝臓… 一日中働かされてるのに、肝臓自身を回復するための血も汚くて回復できず… そして汚れた血は全身を巡り、徐々に徐々に体や頭に溜まって働きが悪くなっていくんです… 皆さんの体の中をイメージしてみてくださいね。 頭がボーっとする、筋肉がつる、こる、固くなる、朝起きられない、イライラする、やる気が 出ない、などなど、血が汚れ肝臓に負担がかかっている症状はありませんか? なので、肝臓を暖める事は、肝臓の働きを助け、血がキレイになるのを助ける事です。 血が汚れている気がする、と思ったら、肝臓のある右胸の下の辺りをしっかりと暖めてあげて ください。 もちろん、食事や生活を整える事も大事ですので、合わせて肝臓を助けてあげてくださいね。 そして最後は「腎臓」。 腎臓は水を濾過するところで、キレイな水は再利用して、汚い水は尿として外に出して体の中を キレイにしてくれています。 なので、腎臓の働きが落ちると水分(血も)が汚れたままになって、体の中にゴミが溜まって いってしまいます。 また、腎臓は体の陰陽(熱のバランス)を管理していると言われていて、体が働きやすいように、 冷え過ぎないように熱を持ち過ぎないように調整してくれています。特に、腎臓は冬に中心に なって働いて寒さから体を守ってくれている内臓器なので、冷えることを嫌います。 腎臓のある腰をしっかりと暖める事で、体の中の水分がキレイになりやすく、冷えからも効率よく 体を守る事ができるようになります。 冷え性、腰痛持ち、トイレが近い、夜中にトイレで目が覚める、疲れやすい、不安感が強い、忘れ っぽいなど、腎臓の働きに関係のある症状がある方は、腰をしっかりと暖めてあげてくださいね。 もちろん、体を強く冷やす性質を持っている、砂糖、カフェイン、小麦粉、アルコール、果物、 乳製品などが好きな人は、今よりもちょっと減らしたり、食べたり飲んだりしたら暖める、と言う 事を習慣にしてくださいね。 以上、この3箇所が自然療法で暖める時のポイントとなります。 自分の症状に当てはまるものがあれば、まずはそこをしっかりと暖めてみてください。ただ、体は ちゃんと必要な所を教えてくれるので、考え過ぎずに暖めて気持ちの良い所で大丈夫です。その時 に暖めて気持ちが良いと感じる所を多めに暖めてあげてください。 そして、働きを良くするために暖めるなら、出来るだけ自然な熱を使ってくださいね。 外出する時など、外の寒さから体を守りたい時はホッカイロを貼ったりして、冷えから体を守って あげてくださいね。 次回、番外編。なんで「困ったらお腹」なのか?でこの暖めシリーズは終わりたいと思います。 体を暖めること ① ~暖めのきほん~ 体を暖めること ② ~冷え症や元気が無い方に~ 体を暖めること ③ ~どこを暖めると良いのか?~ 体を暖めること ④ ~困ったらお腹~ |
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2015 11,25 09:34 |
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お蔭様で昨日の「正しい季節の過ごし方~冬編」で2015年の講座が全て終了しました。
今年も沢山の方に参加して頂いて本当にうれしく思っています。 来年は、1月後半の「子供に優しい勉強会」から講座をスタートして、3月に「生理から元気になる勉強会」 4月に「正しい季節の過ごし方~春編」を開催しようと思っていますので、それまで少し充電しようかと 思っています。 そして、新しい講座として、2月に「カレーでディープなマクロビオティック」、 6月に解剖学の講座を開く事を目標に、来年中には開催したいなと思っています。 これから寒さが厳しい冬になりますが、動き過ぎないように上手に季節に合わせて過ごして 頂いて、年末の忘年会でのお酒、クリスマスのケーキと沢山楽しい誘惑も体の声を聞きながら、 体に優しく過ごして頂きたいなと思います。 来年、もっと元気になった皆さんとお会い出来ることを楽しみにしています。 今年一年間、講座に参加して頂いてありがとうございました。 |
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2015 11,24 17:53 |
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「湯たんぽじゃなくてカイロじゃダメなの?」
とってもよく質問される事ですが、答えは「ダメではないけど効果が違う。」です。 人の体はとっても良く出来ていて、自然なものは受け入れるけど、不自然なものは受け入れない ようになっています。 なので、自然な熱は受け入れられて体の中の深いところまで暖まるけど、不自然な熱は受け入れ られないので体の表面だけしか暖まらないと言う風になります。 自然な熱とは「火」のことです。 火の熱は優しく体の中まで入っていって暖めてくれます。 なので、一番のお勧めは「火」を直接体に近づける「お灸」です。 お灸もやり方がいろいろとあるのですが、センネン灸のような台座灸より、もっと時間をかけて じっくり熱を伝える隔物灸や箱灸の方が熱は深く入っていきます。 火の熱を自然な水に入れてお湯にして、その熱を体に入れていく「湯たんぽ」は、火の熱を直接 入れるほどではないけど、全て自然な優しい熱なので体の奥までしっかりと熱が入っていきます。 お手当ての方法の「コンニャク湿布」も、火の熱をコンニャクに入れた方法で、全て自然な物で 熱を伝えているので優しい方法になります。 最近はレンジてチンする湯たんぽのような物もありますが、これも自然な物なのかどうかで熱の 感じ方に違いが出てきますので、科学的に作られたジェル状の物より、小豆や玄米、サクランボ の種などから作られた物の方により暖かさを感じると思います。 ただ、電子レンジは自然な火の熱ではなく電気の熱なので、湯たんぽやコンニャク湿布より熱の 入り方は悪くなります。 僕のようなお湯を沸かしたり、コンニャク茹でる事さえ面倒に感じる不精な人間は、何もしない くらいならレンジでチンする物を上手に使って、少しでも楽して、ちょっとでも暖めて体に優しく して頂ければと思います。 で、暖める方法としてよく使われている「ホッカイロ」ですが、これは他の方法に比べてあまり 自然な熱ではないので、体の中までは暖まらない、体の表面にしか熱が入らない方法になります。 なので、暖める方法の上手な使い分け方をまとめると、 自然な熱は体の奥深くまで届くので、血の流れを良くして内臓器の働きを助けるために使って、 不自然な熱は表面しか暖まらないので、体の働きを良くすると言うより、外から体に冷えが入ら ないように守るために使う、と言う風に考えてください。 寒い季節、外の寒さに体が負けないようにホッカイロを貼って体を守って、家に帰ってきたら 湯たんぽやお灸で体の奥まで暖めて回復を助けてあげる、と言う感じに使い分けるのが良いん じゃないかと思います。 ちなみに、表面が一時的にしか暖まらない不自然な熱が体に沢山入ってくると、表面の熱が頭に 昇って、のぼせたような感じになるので、エアコン、電気毛布、ホッカイロなどの使い方には 気をつけて、上手に使って頂きたいなと思います。 体を奥から暖めて、回復を助けてあげるにはどこを暖めると良いのかは、また次の話… ただ、「困ったらお腹を暖める」。 これが基本です。 体を暖めること ① ~暖めのきほん~ 体を暖めること ② ~冷え症や元気が無い方に~ 体を暖めること ③ ~どこを暖めると良いのか?~ 体を暖めること ④ ~困ったらお腹~ |
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