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2012 07,02 08:38 |
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患者さんからがんのお手当について、自然療法について沢山の質問を
頂きますが、その中でも1番多い質問は 「西洋医学の治療(抗がん剤、放射線治療、鎮痛剤など)と自然療法(東洋医学)を 併用しても大丈夫ですか?」という質問です。 答えは『大丈夫』です。 多くの患者さんは、西洋医学と東洋医学は考え方が違う医学なので併用は出来ない。 お互いの効果が半減してしまうのではないか?と思われているようです。 しかし、全然そんな事はありません。 西洋医学の治療、たとえば手術をすれば体に負担がかかって体力が低下する事がありますが、 その時に自然療法でお手当てをする事で術後の体力の回復を助ける事が出来ます。 抗がん剤や鎮痛薬の副作用なども自然療法を取り入れた方が副作用も減り、 回復が早くなる事があります。 西洋医学を中心に治療をしている方も本来持っている治癒力や免疫力を高めるために 上手に自然療法を取り入れて頂きたいと思います。 自然療法を中心にして治療をしている方の中には、西洋医学は身体に負担がかかるから 絶対ダメだ。とか、薬は身体に負担がかかるから飲まない方が良いですよね?と言う方も いらっしゃいますが、どうしても辛い痛みなどの症状や、何かが出来て圧迫している等の 器質的な症状には西洋医学を取り入れた方が有効な時もあります。 西洋医学と東洋医学、どちらの治療方法を中心にして治療をしていくかを決めておく事は 良い事だと思いますが、絶対どちらかの治療方法に決めなくてはいけない。と言う事ではなく、 その時の症状、状態に合わせて出来るだけ柔軟に考えて頂きたいと思います。 もう片方の治療方法を否定する必要は全くありません。 西洋医学にも東洋医学にも出来る事の限界があります。 無理に1つの医学だけで治療をして身体を限界までもっていかないでください。 片方の医学で限界になってからもう1つの医学を取り入れても難しいので、病院での 治療や薬だけに任せるのではなく、ぜひ自分の身体のために自分で出来ること (食事、お手当)を生活の中に取り入れて下さい。 身体に優しい食事に変えたり、身体を暖めたり、出来ることは沢山あります。 当院では、自然療法で治療をするだけではなく、患者さん自身で出来ること、 ご家族が患者さんのためにで出来る事(食事、お手当)のやり方もお伝えしていますので、 ぜひ生活の中に自然療法を取り入れて頂きたいと思います。 北海道には残念ながら自然療法を認めてくれている病院、先生はほとんどいませんが、 自然療法の効果を認めて、当院と同じような考え方を持つ先生もいらっしゃいます。 自然療法を中心にして治療をしている方は、その先生のいる病院で西洋医学の検査で 体の状態をチェックしたり、投薬して貰う事も出来ます。 また、その病院で西洋医学を中心にして治療をする方には、治癒力、体力の回復の ための1つの方法として自然療法を紹介して頂いています。 当院からその病院をご紹介する事も出来ますので、ご相談ください。 PR |
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