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2012 04,24 09:29 |
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去年の秋に店の前の花壇に植えた球根達が目を出して来ました。
北海道にもいよいよ春が来ましたね。 春とは、植物が生き生きと芽生え、人間も活動的になる季節の事です。 北海道では、雪が解け、地面から草木が芽を出してきたら春です。 秋と冬の陰性の季節が立春を境に陽性の暖かい季節に変わります。 春の生活リズムは「早寝早起」が基本になります。 太陽が昇るのが早くなるので少し早く起きるようにしましょう。 そして春のキーワードは「のびのび」です。 草木も「のびのび」と芽を出す季節で、私達も心身ともに「のびのび」させる事が大事です。 寒かった冬よりも少し早く起きて体操やヨガなどで体を「のびのび」伸ばしたり、 散歩をしたりして、寒さで縮んでいた体のすみずみまで気と血液を回して体を弛めましょう。 また、春は実行に移す季節でもあります。 冬の間に計画していた事、やりたいなぁ、と思っていた事を実行しましょう。 習い事を始めるのに良い季節です。 ただ、まだまだ寒さが残っているので無理してやり過ぎないでくださいね。 一生懸命やるのは暑さを感じる夏にしましょう。 PR |
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2012 02,07 16:40 |
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2月4日は立春でした。暦の上では春を迎えて新しい年の始まりです。
ただ、いきなり春らしく暖かい日になる訳ではなく、この「立春」を境にして 暖かさが出てくる、ということなのでもう少し寒さは続きます。 残念ながら北海道はまだまだ続いてしまいます、待ち遠しいですね… 今までも季節が代わる毎に季節の養生法を書いてきましたが、 季節の養生法は今の季節を元気に過ごす方法というだけでは無く、 次の季節を元気に迎えるための養生法でもあります。 そして、今の季節を元気に迎えることが出来れば、1つ前の季節を正しく 過ごすことが出来たということになります。 立春を過ぎて少しずつ暖かくなり、雪が融け、植物が芽を出す春に 体がどうなるか?どう感じるか?これでこの冬を正しく過ごしてきたかどうかが分かります。 春の暖かさを感じて、元気に活動的になる人は正しく冬を過ごすことが出来た人です。 何か新しい事を始めたいな、って感じていませんか? 春に、風邪をよく引く、アレルギー症状が出る、体の冷えを感じる、下痢をする、 やる気が出ない、朝の目覚めが悪い、などなど このような症状が出る人はどう冬を過ごしてきたか以前書いた「冬の養生法」と 見比べながら振り返ってみてください。 体を冷やしたり、体を動かし過ぎていませんか? もちろん春になって少し暖かくなったからと言って、冷たい物を食べ過ぎたり 体を冷やしたりと春の養生法に合わない生活をしても、上に書いたような症状は 出てきてしまいますが、今の生活習慣に特に問題が無ければ前の季節の 過ごし方に問題があったと言うことになります。 これからの春に体調をどう感じるか? 冬の生活の答え合わせ、採点をしてみてください。 北海道に住む人はもう少し冬の養生法をベースにした生活を続けてくださいね。 |
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2012 01,13 23:24 |
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季節に合わせた過ごし方をよく聞かれるので、
以前書いた物をちょっと修正してみました。 冬の過ごし方、養生法です。 暦の上では11月7日の「立冬」から冬です。 細かく見ると、今は「寒(かん)の入り」と言われる「小寒(しょうかん)」の時期で、 来週21日から1年で1番寒さの厳しい時期の「大寒(だいかん)」に入ります。 「立春」頃までが寒さのピークですね。 東洋医学の陰陽で冬という季節をみると、天の気の陰性が最も強くなる季節です。 天の陽気(暖かさ)が地上に届かず、水が凍るほど寒さが厳しく全ての物が 隠れ潜む時期と考えられています。 冬の間、動物達は春に備えて冬眠をしますよね。私達ヒトも同じですが、 さすがに冬眠をするわけにもいかないので、バタバタと動き回る事無く、 春に向けて力を貯えましょう。 この力を貯えるとは、やりたい事を春になったら実行するためにしっかりと 計画を立てるという事です。もちろん体の調子を調えると言う意味もあります。 冬は新しい事を始めたり、動き回る季節ではありません。 私達の生活リズムは「早寝遅起」が基本になります。 1年で1番日が短い季節ですから日が沈んだら動き回らない事、 寒さにあたって体を冷やさないようにする事が大切です。 また、体を冷やさないために、体内の暖かさ(陽気)を逃がさないようにする事も 大切なことなので、夏と同じように運動をしたり、たくさん辛い物やアルコールを 食べたり飲んだりして汗を沢山かく事のないようにしましょう。 冬の食べ物の事をもう少し詳しく。 東洋医学ではそれぞれの季節に体に必要な「味(性質)」の「五味」と言う考え方があます。 冬は 『鹹味』 と言われています。 難しい漢字ですが「カンミ」と読みます。意味は「塩辛い味」と言う事です。 冬に採れる物(野菜では根菜類など)は塩辛くなくても五味の『鹹味』に入ります。 『鹹味』には体内の無駄な水分を排出して冷えを防ぎ、体を温める働きがあると言われています。 根菜類を味噌や醤油で煮込んだ料理などが冬にはお勧めです。 マクロビオティックの陰陽の考え方では、『鹹味』は陽性です。 陽性は収縮のエネルギーですから、ギューっと収縮して体内の無駄な水分を 搾り出して身体を温めると考えてください。 冬は味付けの塩、醤油、味噌の量を少し多くしてください。 ただ、塩を増やしすぎると体内の水分が減って、血液がドロドロになってしまいますから 気をつけてください。食後に喉が渇いて水分が欲しくなったら塩分が多過ぎです。 そして、 『鹹味』の働きを助けるために『辛味』を少しだけ足してください。 あと、ちょっと『苦味』を足してあげると、より体のバランスを整えることが 出来る味付けになると考えられています。(ピーマン、ごぼう、など) もちろん着る物も大切です。 とにかく冷えを体に入れないこと。上手に重ね着をして下さい。 重ね着のことはこちらをどうぞ。 ・重ね着のススメ ・重ね着のススメ② 1年を陰陽でみると冬が最も陰性が強い季節ですが、1日でみると夜が最も陰性が強くなります。 冬の夜、1年の中で最も陰性が強くなる時間です。 1年中晩酌を楽しんでいる方。冷たいビールは身体を冷やし過ぎますからね。 せめてお湯割りにして下さい。 晩酌も季節に合わせて上手に楽しんでくださいね。 |
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2012 01,08 19:21 |
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患者さんからよく聞かれることに、
「体のためにどんな運動をしたら良いですか?」という質問があります。 私はいつも「正しく歩くこと。」と答えています。 「そんな普通なことで良いの?」と言われる事もありますが、 基本の歩く事が一番自然で大事な運動だと思います。 春になって雪がなくなると自転車に乗ることが運動だと思う方も多いのですが、 自転車に乗るくらいなら歩いて下さい。 最近は自転車がブームみたいですが自転車はお勧めしていません。 本当は1年中歩く事をお勧めしたいのですが、冬の札幌で散歩を日課に してもらうのは、寒さにあたって体が冷え過ぎてしまうのと、地面が滑って 転倒の恐れがあるので無理ですね。お勧め出来ません。 札幌に来てから冬の間に歩くことの代わりにできる優しい運動を色々と考えていました。 冬に向いている運動のポイントは、 ①全身の気と血の巡りを良くするためにゆっくりと優しく全身を動かす運動 ②冬の間は体の中の熱を外にあまり逃がしたくないので、汗を沢山かかない運動 という事です。 この条件を満たしている運動として最近は【ヨガ】をお勧めしています。 ただし、気をつけて欲しい事もあります。「伸ばし過ぎない事」です。 筋肉は無理に伸ばすと傷ついてしまうので、無理にストレッチをしても 体に良い事はありません。筋肉に弾力が付いて柔らかくなる事と、 無理に伸ばし続けて柔らかくなる事は違います。 去年からうちの店のレンタルスペースで週に2回ヨガ教室が始りました。 ヨガにも色々なやり方があるみたいなので、場所を貸す時に無理に 筋肉を伸ばさせるようなヨガだったら治療の考えと合わなくて嫌だなと 思っていたのですが、そういうヨガでは無いみたいなので、 運動が不足している患者さんや、体が硬く固まってしまっている患者さんに ヨガの話をしています。 始まって1年経ちますが、参加している妻や患者さん達の反応を聞いてみても 体の反応が良いみたいです。 年末年始にいっぱい食べた人。最近ぜんぜん運動をしていない人。体が冷えている人。 体を動かすきっかけにヨガは良いと思いますよ。 |
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2011 12,19 23:06 |
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12月22日は冬至です。
昔から“かぼちゃ”を食べる習慣がある1日です。 その理由は、昔の日本では、冬至のころになると秋野菜の収穫も終わって、 食べられる野菜もほとんどなくなっていました。 そこで元気に冬を越せるようにと願いを込め、栄養もあって保存もきく かぼちゃを特別に大切にして食べていたようです。 また、冬至にかぼちゃを食べるのには、中風(脳卒中)や風邪を引かないように 抵抗力をつけるとか金運を祈願する意味があるようです。 北海道と東北では“かぼちゃ”だけで食べるのではなく“小豆”と一緒に “小豆かぼちゃ”として食べる習慣があります。 ちなみに、私の祖母や患者さんから頂いた“小豆かぼちゃ”もそうだったんですが、 砂糖を入れて甘~くする方が多いみたいです。 煮物に砂糖って本当に必要なんですかね?いつも不思議に思います。 今年はstudio aura でも冬至に合わせて“小豆かぼちゃ”を販売します。 砂糖は一切使わずに塩麹を使って味付けをしていますので、 優しいかぼちゃの甘味を味わって頂けると思います。 |
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