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2016 02,07 08:05 |
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「治療が楽しかった。」
先日、はじめて治療にいらした患者さんから帰り際にうれしい一言を頂きました。 この患者さんは長年肩こりに悩んでいて、頭が重たい感じがしたり、痛くなったりもしていたそうです。 まずは原因を見つけだす事が大事なので、普段の食事や生活習慣、体質などを細かく聞かせて頂くのですが、この患者さんは食生活にちょっと問題が見付かりました。 それから、今ある症状の繋がり(例えば、食事の乱れが体を緊張させて肩こりになって、それが強くなって頭痛になる、とか)を全部説明して、ちょっとした改善方法をお伝えしました。 皆さんに原因と改善方法をお伝えしているので、うちの問診はちょっとだけ長いんです。 原因を見つけたら、あとは治療で体を助けてあげるだけです。 この方は肩こりなので、まずは自分でも出来る方法として「つぶつぶ」を使いました。 (*つぶつぶ…ツボに貼るシールの事。マグレインと言う商品名なのですが、「つぶつぶ」と呼ぶ患者さんが多かったので。) まずは最初に頭を動かしてもらって今の肩こり具合を確かめてもらってから、つぶつぶを貼って、また動かしてもらうと、スムーズに動くようになってました。 肩に触らないし、鍼も刺していないのに、肩が楽になってしまう東洋医学の不思議な世界に驚かれていましたが、これが鍼灸師の悦びだったりします… つぶつぶは自分でも貼れるので、貼り方もお伝えしてから、もうちょっと体の微調整をして、この日の治療は終わりました。 今の自分の体の状態、長年の症状の原因、治し方、そして、どう治っていくのか。 今まで知らなかった自分の体の事を知る事は楽しいと思います。 そして、ちょっとした治療にちゃんと反応してくれて、自分の体が変わってくれることを感じるのも楽しい事だと思います。 元気になる事は楽しいんです。毎日が今よりもっと楽しくなっていきます。 治療の感想に「楽しかった。」と言って頂けて、嬉しかったので、ちょっと書いてみました。 ぜひ、多くの人に自分の体を知って、元気になる楽しさを感じて頂きたいなと思います。 体はとっても健気でかわいいですからね。優しく一緒に毎日を楽しんでくださいね。 PR |
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2015 12,24 19:51 |
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普段食べない方でもクリスマスと言う事で、今日か明日にケーキを食べると言う方も多いみたいですね。
普段食べないものを食べるせっかくの機会なので、ちょっと試して頂きたい事があります。 「ケーキを食べると私の体に何が起こるのか?」 ぜひぜひ体感してみてください。 面白い事がおきます。 変化を楽しむために、事前にこの3つのポイントのチェックをお願いします。 ①頭を前後左右に動かして、首肩のコリ、つっぱり具合をチェック ②早口言葉を言って、滑舌をチェック ③鏡で自分の顔のまぶた、鼻、唇の大きさと触り心地をチェック 他にもいろいろとあるのですが、今回はこの3つのポイントをチェックしてください。 そして、ケーキを食べた5分後に、またチェックをしてみて下さい。 そんなにすぐに!と思われるかもしれませんが、5分もあれば充分です。 砂糖や小麦粉、チョコなどが体にどんな影響を与えているのか、ぜひ身を持って感じてみて下さいね。 そして、明日の朝の目覚めも確認したら、もう一度3つのチェックをしてみて下さいね。 他に一緒に食べた物の影響もありますが、まだ変化が残っていたら、それは残念ながらケーキの食べ過ぎですので、来年のクリスマスはもう少し小さいケーキにしましょうね。 ではでは、よいクリスマスを。 |
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2015 12,23 06:18 |
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前回の記事「冬になると元気がなくなって心配…」の続きです。
「陰気」が強くなる冬は、他の季節よりも自分の中に「陰気」が増えるので、元々おとなしく、静かな人はもっとおとなしく静かな人になるのですが、陰陽のバランスが偏り過ぎないように、ちょっと気を付けて生活をして頂きたいなと思います。 もし夏の疲れや、最近の不摂生などで「気」が足りなくなってしまっていると、本来あるべき「陽気」も少なくて、ものすごく「陰気」が多い状態に傾いてしまいます。 そうすると、活動するエネルギーが足りなくて、やる気が出なかったり、気持ちが後ろ向きになったり、ココロとカラダがウツのような状態になってしまいます。 今回質問された患者さんのように、冬になってお子さんの元気が無いように見えると心配になってしまうとは思うのですが、対処法や予防方法はとってもシンプルで簡単です。 「陽気」を増やせば良いだけです。 まずは、春になると空気に「陽気」が増えてくるので、呼吸で「陽気」を取り入れて自然と元気になってくるのを待っていれば大丈夫です。 ただ、冬の間を元気なく過ごしてしまうのも勿体ないので、その時にはちょっと食事を意識してみてください。 マクロビオティックで言われている「陰性」の物、特に陰性さの強い「極陰性」の物を減らしてください。 僕たちの体は寒さやストレスで緊張すると、緊張を緩めるために「陰性」の物が欲しくなります。特にガツンと緩めてくれる極陰性の甘い物や小麦製品、カフェイン、アルコール、添加物を使った物が欲しくなります。 これらの物は強く緩めてくれるので、たしかにその瞬間の満足感は強いのですが、体はもっと陰性に傾いて「陰気」の満ちた体になってしまって、もっともっと動けないココロとカラダになってしまいます。 そうなってしまうのは勿体ないので、ちょっと意識して極陰性の物を減らしてみてください。 今まで好きで食べていた極陰性の物を完全にやめようと我慢する事にも無理があるので、そういう時は「陽性」の食べ物やお手当を増やしてあげてください。 簡単なのは塩分を摂る事です。 塩、醤油、味噌などでの料理の味付けをちょっと濃くしても体の中の「陽気」は増えますし、寒さに負けにくい体になります。 他には、梅干しを食べても良いと思いますし、「陽気」の塊である「火」を沢山使った料理、例えばコトコト長時間火にかけて煮込んだ料理などは「陽気」が多いので、冬にお勧めですし、肉、魚、卵などの動物性食品を摂る事も、「陽気」を増やすことになります。 また、外から体を暖めてあげることも、体の「陽気」を増やすことになるので、じっくりと体を暖めて頂ければと思います。 その方法は以前ブログに「暖める事シリーズ」で書いてあるので、そちらをご覧ください。 体を暖めること ~冷え症や元気が無い方に~ 長くなってしまいましたが、冬になると元気が無くなることは自然な事です。 ただ、元気が無くなり過ぎてしまったら、それは自分の中の「陽気」が不足しているサインです。 その時にはちゃんと原因を探して頂きたいと思います。 寒さで「陰気」が増えているのか、生活の不摂生で「気」が足りないのか、「極陰性」の食べ物が多いのか… 原因を見つけて、意識して生活をして頂くと時間と共に元気が戻ってくるので、慌てたり、気持ちを奮い立たせて活動したり、なんて言う無理はしないでくださいね。 ではでは、春を楽しみに上手に冬を過ごしてくださいね。 |
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2015 12,22 06:58 |
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“冬になると子供が体を動かさなくなって、夏よりも元気が無くなったように見えるのですが、
どうしたら良いんでしょう… もっと外に出て、体を動かした方が良いんでしょうか?” 冬になるとよく質問される事なのですが、「暖かい季節は活動的になって、寒い季節はおとなしくなる。」これが動物の1年の基本のリズムなので、冬は活動量が減って大人しくして、無理に体を動かそうとしなくても良い季節です。 東洋医学では、動物が活動するためのエネルギーとして「気」と言うものがあると考えられています。 「気」を使って活動して、食事や呼吸で静かに「気」の回復を待って、また活動する、と言う感じです。 そして、陰陽でなんでも2つに分けて考えるのも東洋医学の1つの特徴なのですが、この「気」も陰陽に分けて考えると「陽気」と「陰気」の2つに分けて考えることが出来ます。 これは字のイメージのままです。 「陽気」は明るくて、楽しそう、活動的なイメージで、「陰気」は暗くて、静かて、おとなしそうなイメージですよね。 僕たちは「陽気」と「陰気」の2つの「気」を持っているのですが、一人一人持っている割合が違います。 「陽気」が多い人は、元気で明るく活動的な人で、「陰気」が多い人は静かでおとなしい人です。 この「陽気」と「陰気」の割合は基本的には親から貰った決められたものなので、僕たちががんばって変えようとすると、ちょっと無理してる感じになってしまいます。 そして、この持って生まれたバランスをベースに、食事や生活、環境の影響を受ける事で、より「陽気」な人になったり、「陰気」な人になったりするのですが、本来のバランスから大きくズレてしまうと、ココロとカラダのバランスも崩れていってしまいます。 基本「陰気」な僕がものすごく「陽気」に振る舞っていたら「あいつ無理してる。おかしい。」って感じますよね? で、無理した僕は、ぐったり疲れて、風邪を引いたりするんです… 良いですね、無理しなくて良いんです。 この「陽気」と「陰気」。食べ物の影響がすごく大きいのですが、季節の影響も受けます。 暖かい季節の空気は「陽気」が溢れていて、寒い季節は「陰気」に溢れています。 僕たちは呼吸をする事でこの「気」を取り入れているので、僕たちの体の中は、夏は「陽気」が増えてより楽しく活動的になって、冬は「陰気」が増えてゆっくりと大人しくなります。 これは皆さん全員に起きている、とっても自然な事なんです。 元々「陽気」の多い人は冬になっても、寒さの影響を受けにくいのですが、元々「陰気」の多い人は、寒さの影響を受けて、より「陰気」になって活動量が減ります。ちょっと元気が無いように見えるかも知れません。 今回質問された患者さんは「陽気」の多いタイプで、お子さんは「陰気」が多いタイプでした。 そうすると、患者さんは冬になってもあまり変わることなく活動できるのに、お子さんは冬になると元気が無いように見えて心配になってしまっていたのですが、これは自然な事で季節に合った正しい反応なので心配しなくて大丈夫です。 そして、僕たちは活動する時には「陽気」を使います。 体を動かすと言う事は「陽気」を消耗すると言う事なので、回復するために大人しくしていると、もっと元気が無くなったように見えてしまうと思います。 また、この「陽気」は体が冷えないように暖めてくれているエネルギーでもあります。 元々「陽気」が少ない人は、冬は寒さに負けないように、「陽気」を消耗しないように活動量をセーブしています。 もし、無理にがんばって動いて「陽気」が体から足りなくなってしまうと、体を暖めることが出来ず、外の寒さに負けて体調を崩しやすくなってしまうので、無理して活動しないで、冬の間は「陽気」を大切にして静かに生活をして頂きたいなと思います。 元々「陽気」が少ないタイプの人には冬の過ごし方をちょっと気を付けて頂きたいのですが、続きは次回… 話しはまだ終わりませんでした… |
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