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2016 09,06 20:56 |
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週末、東京に整動鍼(せいどうしん)と言う鍼の研修に行ってきました。
この整動鍼、去年だったと思いますがFBで見て「すごいな!」と思ったのがきっかけで、勉強しに行くようになったのですが、そのきっかけになったのがFBに載っていた指の治療の動画でした。 内容は、確か交通事故にあって指の動きが悪くなってしまった患者さんの、治療前と治療後の指の動きの変化を撮った動画で、治療後には劇的に指の動きが良くなっていたんです。 突き指やばね指など、自分もそれまで治療をしてきていましたが、鍼でココまでの変化を一度では出せない…と衝撃を受けて、「コレはマスターしなくては!」と思って、整動鍼の事を調べて、研修を受けに東京まで行くことにしたんです。 で、今回、ついにその指の治療法をしっかり教わってきました。 (前回は腰や首肩が中心の回でした。) 「ははぁ…ココに鍼して指に効くのか…」 と感心し、(ちなみに、指の治療なのに指や腕に鍼をしないんです) 「指1本ずつツボを変えるのかぁ」 と、その精度の高さに驚いてきました。 今回も一緒に研修に参加した札幌は白石にある「快気堂鍼灸院」の谷地先生(整動鍼の大先輩)から、「美容師さんたちにもとっても喜ばれていますよ。」とお話を聞いたので、バネ指や腱鞘炎などの指の症状で困っている円山の美容師さん達のお役に立てるのではないかな、と思いました。 また、楽器を演奏する人たちが指や腕、肩の疲れや緊張のケアに困っている、と言う話を最近よく聞いていました。 体の無駄な力が抜けると、やはり音が良くなるそうです。 で、分かってはいるんだけど、上手く緩められなくて困っている音楽家は多いと思います…と話されていたので、こちらもお役に立つのではないかな、と思います。 今回の研修は指だけではなく、肩や股関節、膝の治療法を学んできたのですが、この「整動鍼」が面白いと言うか優れているのが、こう動いた時にココが痛い、と言う動作時の痛みに強い所だと思います。 1つ1つの動きに対して、対応する治療法が確立されているんです。 「そんなの普通じゃない?」 と思われるかもしれませんが、僕の知る限り、前後左右のどこが痛いかで判断する感じの、少しアバウトに診断して治療する方法がほとんどで、ココまで細かく体系化した鍼の方法は無かったんじゃないかなと思います。 しかも、患部から離れた所にあるツボを使って、鍼を刺す本数も少ないので、鍼が苦手、怖いと言う方にも使いやすい方法だと思います。 この「整動鍼」、古武術の体の見方をベースにしていて、解剖学(筋膜)とも経絡とも体の見方が違うんです。 筋膜と経絡と整動鍼… みんなそれぞれ体の見方があって、それぞれの理論で治療しても効果があります。 人の体はとっても不思議なんです。 僕は今まで経絡と筋膜を使って治療をしてきて、この2つの理論にもきっと繋がりがあるに違いない、と謎を解くためにいろいろ勉強してきたのですが、そこに新たに整動鍼の体の見方が追加されました… いったい人の体はどうなっているんでしょう…謎は深まるばかりです… ただ、この謎に挑むのが楽しいんです… やめられません… 考えるとドキドキして、ニヤっとしてしまいます… と言う事で、話は逸れましたが、ぜひ皆さんには痛みや不快感の無い、本来の元気な体で毎日を過ごして頂きたいと思っています。 そして、その元気な体を維持できるように、自分に優しい生活方法を知って、毎日を過ごして頂きたいと思います。 元気になりたい方、本当の自分の体の状態を知りたい方、優しい生活方法を知りたい方、ぜひ1度ご来院ください。 体の不思議さを感じたい方もぜひいらして頂いて、ニヤっとして頂きたいなと思います。 楽しいですよ… PR |
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2015 12,27 07:14 |
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クリスマスや忘年会を楽しんでいる方へ。
今朝の目覚めはいかがでしょうか? スッキリしてますか? もし、起きるのが辛かったり、頭がボーっとしたり、鼻が詰まっていたりしたら、ちょっと足にお灸をしてみてください。 5分もあれば出来ますし、きっと変化を感じてもらえると思います。 お灸をして頂きたいツボは「足三里(あしさんり)」です。 有名なツボなのでご存知の方もいらっしゃると思います。 (ツボの場所はコチラの「救心」さんのHPをご覧ください) 胃もたれや足の疲れに使うツボとして紹介される事が多い足三里ですが、頭をスッキリさせると言う効果もあります。 鼻炎の方や、最近の食生活の乱れで鼻が詰まっている方は、お灸をする前に呼吸をして鼻の状態を確認してからお灸をしてみて下さい。 ちょっと熱くなったら外して、また新しく火をつけたお灸をする事を3回続けてください。 5分もあれば出来ると思います。 そして、鼻のつまりや頭や目の感じを意識してみて下さいね。 あんまり変化がない方… なんだかいろいろ溜め込んで、巡りが悪くなってしまっているようなので、しばらくコツコツお灸を続けてくださいね。 あと、飲み過ぎて胃酸が上がってくる感じのある方が足三里にお灸をすると、もっと気持ち悪くなってしまうので、こっちの「中脘(ちゅうかん)」にお灸をしてください。 では、楽しい年末年始、体に優しくしながら楽しんでくださいね。 |
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2015 12,11 05:43 |
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みなさんは何のために食べていますか?
美味しいから。 体力をつけるため。 ストレスが溜まったから。 疲れをとるため。 きっといろいろな理由があると思います。 マクロビオティック、玄米菜食、糖質制限など、いろんな食事の考え方がありますが、何のために その方法の食事をするかと言うと、ほとんどの方が「元気になるため」だと思います。 今ある不調を治すためだったり、体力を付けるため、体質だと思っているものを改善するために 生活を食事から変えて調えようとしていると思いますが、その時に意識しているポイントは陰陽や 栄養素だと思います。 元気になるために食事で陰陽を調える。 元気になるために、必要な栄養素のバランスを調える。 これはとっても大事なポイントで、このお陰で元気になっている方も沢山いらっしゃると思います。 ただ、うまくいかない人もいるし、食生活をあまり変えられない人もいる、ちょっとは体調が良く なったけどもう一歩変わらない、と言う人もいらしゃいます。 来院される方の中にも自分なりに勉強してやってきたけどイマイチ変わらない、と言って相談され る方も意外と多くいらっしゃいます。 本やセミナーなどで勉強して実践してきたけど、イマイチ良くならない。 もちろん、知識だけで決めつけてしまって、体の声を聴いていないと言う事もありますが、意外と 知らない、教わらない、見落とされている事があります。 それは、「何のために食べるのか?」です。 西洋医学的に言えば「栄養を取り入れるため」、東洋医学的に言えば「気を取り入れるため」に 食べると言う事になるのですが、もう1つ大事なポイントがあります。 それは、「緩むため」です。 食べる事で、僕たちのココロとカラダは緩むことが出来ます。 食べたらホッとしたり、フワッと力が抜けたりしますよね。 食べると消化器が動き出して、ココロとカラダがゆるんで、回復を始めます。 一日の仕事や家事が終わったら、なにかをご褒美に食べたくなりませんか? 緊張したり、イライラした後に何か食べたくなりませんか? もちろんエネルギーを補給すると言う意味もありますが、緩むためと言う意味もあるんです。 消化器が働くと緩む。僕たちのココロとカラダの「緩む力」は、実は消化器が管理しているんです。 このとっても大事な事を知らずに食事療法をやっている方が多いような気がします。 この事が書かれている食事療法の本も少ないんじゃないかと思います。 緩むために食べている。 なのに、強く我慢したり、制限したり、決め付けたり… なんだかもったいない気がするんです。 食事療法をまじめにがんばり過ぎても、ココロが緊張して体にも力が入ってしまいますからね。 せっかく良い食事をしても、上手に緩めなくなってしまいます。下手したら緊張が強くなって、 もっともっと甘い物や小麦などの大好きな物を食べたくなってしまいます… 症状によってはがんばる必要がある人もいますが、出来ればまずは無理な制限をしないで、少し ずつ体を緩めていくように、ゆっくりと出来るところから食生活を変えていって欲しいなと思います。 そうすると、徐々にココロとカラダが緩みはじめて、症状や体調に変化が出てきます。 そして、緩んで余裕が出来てくると、生活をさらにもう少し調えていく事ができるようになって、 さらに緩んでいって元気になっていきます。 いいですね、少しずつ緩んでいけば良いんです。 無理にがんばって緊張してしまっても勿体無いですからね。 甘い物やアルコール、カフェインなど、皆さん大好きな食べ物や飲み物があると思います。 無性に自分の好きな物が食べたくなったら、それは緊張している自分を緩めたいと言うカラダから のサインですからね。 甘い物やカフェイン、アルコールを毎日好きで摂っている人は、ずっと緊張していることが普通に なってしまっているのかもしれません。もう緩み方が分からなくなってしまっている人もいると思 います。 マクロビオティックの極陰性の物は一時的に強く緩めてくれるのですが、緩める刺激が強過ぎて リバウンドを起こして、また緊張してしまうので、他の食べ物やお手当て、運動などで少しずつ 優しく自分を緩めてあげてくださいね。 少しずつ緩んでココロとカラダが緩み方を思い出してくれば、極陰性の物の欲求も減ってきて、 元気になっていきます。 気になる症状がある方。 まずは自分を緩めることを考えてください。 食事、暖める、運動など、ゆるめる方法は沢山あります。 その中から、無理なく出来て、ホッとするものを選んでくださいね。 食事を調える事は、緩む力を管理している消化器の働きを調えると言う事です。 お腹が元気になれば、緩んで回復しやすい体になりますからね。 ぜひ、無理にがんばらないで、美味しくて楽しい食事で、フワッと緩んで頂きたいと思います。 |
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2015 12,09 22:03 |
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講座をしていると「どこを暖めたら良いですか?」とよく聞かれます。
それに答えると、じゃあこんな時は?あんな時は?と細かい症状ごとにどこを暖めたら良いのか 生徒さんたちから質問攻めにあいます… 体からのサインに一つ一つ答える事も良いとは思いますが、自分でやる体のケアはもっとシンプル な方が良いと思います。 細かい事に囚われてしまうと、体の根本の原因が見えなくなってしまうし、全ての症状の対処法を 知らないと不安になってしまうので、もっともっとシンプルな考えで大丈夫です。 そのためには、もう少し体の基本的な事を知っていると安心できるし、便利なのかなと思います。 で、シンプルにどこを暖めたら良いのか?ですが、これは「お腹」です。 困ったらお腹を暖めてください。 だいたいの事はコレで体が回復するためのきっかけになります。 コツコツお腹を暖めていけば症状に変化が出てきてくれると思います。 これだけで納得してお腹をコツコツ暖めてくれると良いのですが、理由を知らないとやる気に ならない人もいるでしょうし、疑ってやるより信じてやった方が良いと思うので、ちょっと理由 を書きます。 お腹。 おへそを中心にしたその回りの事ですが、消化器の事です。 困ったら消化器を暖めて、働きを助けてあげれば良いんです。 消化器が何をしてくれているかと言うと、食べ物を消化して、栄養を吸収し、要らない物は排出 してくれています。 これは一般的に知られている消化器の働きだと思いますが、東洋医学ではもっと別の働きもあると 考えられています。 それが、「ゆるめる」と言う働きです。 疲れたり、イライラしたら何かを食べたくなりませんか? で、食べたらホッとしませんか? 僕らのココロとカラダはお腹が働くとゆるむんです。 極端に言えば、お腹が僕らの「ゆるむ」と言う事をコントロールしていると言えると思います。 なので、ゆるむために、お腹を動かしてしまえば良いんです。 そのために、お腹の働きが活発になるように、お腹暖めて血を集めてしまえば良いんです。 困ったらお腹を暖める。 がんばったココロとカラダは緊張して固まってしまうので、お腹を暖めて、ゆるむ力を強くして、 ココロとカラダをゆるめてあげて欲しいなと思います。 ゆるめるためにがんばらなくて良いんです。 適当にお腹を暖めて、ボーっとしててください。 細かい事はゆるんでから考えましょうね。 暖める方法は今まで書いてきたように、より自然な熱を使ってくださいね。 以上、体を暖めることシリーズでした。 体を暖めること ① ~暖めのきほん~ 体を暖めること ② ~冷え症や元気が無い方に~ 体を暖めること ③ ~どこを暖めると良いのか?~ 体を暖めること ④ ~困ったらお腹~ |
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2015 11,29 06:43 |
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自分の体のどこを暖めるのが良いのか?
元気になるために、自分の体の状態にあわせて暖めることはとても大事なポイントになります。 前回の記事の最後に、「困ったらお腹」と書きましたが、今回はもう少し細かく書いていこうと 思います。 自然療法のお手当ての基本は、肝臓、消化器(丹田)、腎臓を暖めることだと言われています。 これは、人が体調を崩したり、病気になったりするのは「血が汚れているから」と言う考えが ベースにあるからです。 血が汚れていると言う事は、体の中に要らないゴミがいっぱい溜まってしまっていると言う事です。 そのせいで体が正しく働く事ができなくて、特に負担のかかっている場所や器官が不調や、病気に なっていると考えられています。 なので、元気になりたい、症状を改善したいと思ったら、血をキレイにして、血の流れを良くして あげることが大事なポイントになるので、暖めて血行を良くして回復を助けたい場所は、患部の他 に「血」に関係している肝臓、消化器、腎臓と言う事になります。 なんでこの3箇所なのかをひとつずつ説明していきたいと思いますが、まず分かりやすい所で 「消化器」。 ココは食べた物を消化、吸収して、体にとって栄養になる物と、要らない物を分けて、血や気を 作り出して残ったカスは便として外に出してくれている所です。 消化器の働きが悪くなると、効率良く「血」を作れなくなるので、体を栄養出来ず働きが悪く なります。 また、要らない物をちゃんと外に出せなくなると、体の中にゴミがいっぱい残って、血液と一緒に 全身を巡ってしまって、これもまた体がちゃんと働けなくなります。 消化器(おへその辺り)を暖めると言う事は、消化吸収を良くして、血を作り、要らない物を便 として外に出す事を助けてあげる事になります。 食欲が無い、もたれる、すぐにお腹を壊す、便秘、アレルギーなどの症状がある方は、まずは おへそを中心にお腹を暖めてみてください。 次は「肝臓」。 肝臓は血液をキレイにしてくれている所です。 私たちの体は活動する事でも血は汚れていきますし、食べ物によっても血は汚れます。 特に問題なのが食べ物の方で、農薬や添加物など不自然な物は体にとっては必要無いので、肝臓で 濾過してキレイな血にする必要があります。 普段から無理して働いたり動いたりして血を汚し続け、何も考えずに添加物まみれの物を食べて いると、血はもの凄く汚くなると考えられています。 汚れた血を必死になってキレイにしようとする肝臓… 一日中働かされてるのに、肝臓自身を回復するための血も汚くて回復できず… そして汚れた血は全身を巡り、徐々に徐々に体や頭に溜まって働きが悪くなっていくんです… 皆さんの体の中をイメージしてみてくださいね。 頭がボーっとする、筋肉がつる、こる、固くなる、朝起きられない、イライラする、やる気が 出ない、などなど、血が汚れ肝臓に負担がかかっている症状はありませんか? なので、肝臓を暖める事は、肝臓の働きを助け、血がキレイになるのを助ける事です。 血が汚れている気がする、と思ったら、肝臓のある右胸の下の辺りをしっかりと暖めてあげて ください。 もちろん、食事や生活を整える事も大事ですので、合わせて肝臓を助けてあげてくださいね。 そして最後は「腎臓」。 腎臓は水を濾過するところで、キレイな水は再利用して、汚い水は尿として外に出して体の中を キレイにしてくれています。 なので、腎臓の働きが落ちると水分(血も)が汚れたままになって、体の中にゴミが溜まって いってしまいます。 また、腎臓は体の陰陽(熱のバランス)を管理していると言われていて、体が働きやすいように、 冷え過ぎないように熱を持ち過ぎないように調整してくれています。特に、腎臓は冬に中心に なって働いて寒さから体を守ってくれている内臓器なので、冷えることを嫌います。 腎臓のある腰をしっかりと暖める事で、体の中の水分がキレイになりやすく、冷えからも効率よく 体を守る事ができるようになります。 冷え性、腰痛持ち、トイレが近い、夜中にトイレで目が覚める、疲れやすい、不安感が強い、忘れ っぽいなど、腎臓の働きに関係のある症状がある方は、腰をしっかりと暖めてあげてくださいね。 もちろん、体を強く冷やす性質を持っている、砂糖、カフェイン、小麦粉、アルコール、果物、 乳製品などが好きな人は、今よりもちょっと減らしたり、食べたり飲んだりしたら暖める、と言う 事を習慣にしてくださいね。 以上、この3箇所が自然療法で暖める時のポイントとなります。 自分の症状に当てはまるものがあれば、まずはそこをしっかりと暖めてみてください。ただ、体は ちゃんと必要な所を教えてくれるので、考え過ぎずに暖めて気持ちの良い所で大丈夫です。その時 に暖めて気持ちが良いと感じる所を多めに暖めてあげてください。 そして、働きを良くするために暖めるなら、出来るだけ自然な熱を使ってくださいね。 外出する時など、外の寒さから体を守りたい時はホッカイロを貼ったりして、冷えから体を守って あげてくださいね。 次回、番外編。なんで「困ったらお腹」なのか?でこの暖めシリーズは終わりたいと思います。 体を暖めること ① ~暖めのきほん~ 体を暖めること ② ~冷え症や元気が無い方に~ 体を暖めること ③ ~どこを暖めると良いのか?~ 体を暖めること ④ ~困ったらお腹~ |
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