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2013 12,09 08:24 |
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毎年書いている「マクロビ的忘年会対策」。今年も少し修正してみました。
やっぱり書くのが遅くなってしまったんですが、まだ、これから2週間くらいは忘年会が 続く方が多いと思いますので、年末年始の忙しい時期に体調を崩さない為に 参考にして頂ければと思います。 忘年会の話をしていると患者さんから「何かアルコール対策ってないですか?」とか 「忘年会の食事が脂っこくて…」とか「次の日に胃がもたれて…」などなど、 色々と質問や相談をされるんですが、これはなかなか難しいところです。 【飲み過ぎないこと】 【食べ過ぎないこと】 【何日も続けないこと】 などが当然基本になりますが、仕事のお付き合い等でしょうがない部分もあると思います。 なので、そんな中でも少しでも体に優しくするために、お酒を飲む時、外食する時の アルコールの選び方、おつまみの選び方、翌日の対処法をマクロビオティック的、東洋医学的に 書いてみたので参考にしてみてください。 まずはアルコールですが、全てのアルコールは体を冷やす性質(陰性)を持っています。 しかも陰性の食品の中でもとても冷やす性質が強い「極陰性」の食品と言われています。 この陰性の食品というのは体を緩める、気を巡らせる、発散する、と言う作用を持っています。 なので、疲れた時、緊張した時、イライラした時などにココロとカラダをフワッと緩めたい時に 欲しくなるし、すごく美味しく感じるので、仕事中にコーヒーや、チョコや飴など極陰性の物を ついつい口に入れたくなってしまいます。 そして、仕事が終わって1日の緊張を取るために欲しくなるのがアルコールです。 仕事の後の「とりあえずビール」ってやつですね。 アルコールを飲むと体が温かくなる、と思われている方も多いと思いますが、それは体の中に 元々あった熱がアルコールの力で活性化して表面に出てきて温かく感じるだけで、体の中の熱が 増えているわけではないんです。(血行が良くなる、と言うことです。) 極陰性のアルコールを飲むと体の中の熱が外に発散されてしまうので、体は強く冷えてしまいます。 また、アルコールや甘い物にはリバウンドがあります。 急激に体を緩めてくれるのですが、緩み過ぎた体のバランスを戻そうと反応するリバウンドで また体も心も緊張してしまいます。 仕事中の甘い物やコーヒーってついつい食べ続けていませんか? アルコールを飲んで気持ちよくなって寝たのに夜中に目を覚ました事ありませんか? 楽しく飲んだり食べたりして来たのに、家に着いたら何だかイライラして飲み直した事ありませんか? これらは全部、極陰性の物に対する体のリバウンドです。 リバウンドでまた緊張するので、甘い物やコーヒーをまた食べて緩めるんだけど、リバウンドで また緊張して、それをなんとかしたくてまた食べて…を繰り返したり、夜中に緊張が強くなって 目が覚めてしまったり、また心が緊張してきてイライラしたり落ち着かなくなってしまったり… なので、極陰性の食品だけで緩めようとすると、リバウンドが起きてエンドレスになってしまう あまりお勧め出来る方法ではないので、上手に緊張を緩める方法を知って頂きたいと思います。 で、今日は忘年会対策の話なので、アルコールの選び方ですが、どうせ飲むなら体調に合わせて、 陰性さの少ないものを選んだ方が体の冷えもリバウンドも少なく、体には優しくなります。 陰性の強さを大まかに分けると、【蒸留酒≫発酵酒】です。 蒸留酒の方が発酵酒より体を緩めて冷やすと言われています。 蒸留酒は、ウィスキーや焼酎などで、発酵酒は、日本酒、ワイン、ビールなどです。 原材料や炭酸の有無、色などでもっと細かく分けることも出来ますが、ややこしくなるので、 簡単なポイントです。 ・色で言えば、黒い物の方が冷えは少なくなります。 ・発泡酒など、科学的な物が多くなると冷やす作用が強くなります。 ・醸造用アルコールは体を強く冷やします。 ・炭酸は強く冷やします。 ・原材料が果物の物は穀物から作ったものより体を冷やします。 こう書いていくと、結局何が良いのか分からなくなってきてしまうので例を挙げると… ・発泡酒を飲むくらいなら、ビール、もっと言えば黒ビール、理想はオーガニックの黒ビール。 ・シャンパンよりワイン、ワインより日本酒。出来れば熱燗。 ・サワーより焼酎。ロックじゃなくてお湯割り、出来れば梅干し入り。 そして基本的にオーガニックの物をお勧めします。悪酔いもしないし、次の日の朝のだるさが違います。 忘年会対策としては先ず、どのアルコールを飲むか、という選択がとても大切になってきますよね。 上に書いたことを参考にして選んで飲んで頂きたいと思いますが、個人差があるので、 自分の体には何が優しくて、なにが合わないのかを、飲んだ直後の体の反応や、 次の日の朝の目覚めなどの体の様子をチェックしてみてください。 そして、ちょっと試しながら自分の体への負担(体が冷え過ぎない、次の日にリバウンドのだるさ、 二日酔い)が少なくて、美味しく飲めるアルコールを見つけて、上手に楽しんで頂ければと思います。 まずは、アルコールから考える忘年会対策でした。 PR |
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2013 11,18 08:05 |
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最近読んだ本を紹介したいと思います。
【小麦は食べるな!】 ウィリアム・デービス(著) 白澤卓二(訳) 過激なタイトルがついていますが、アメリカの循環器の医者が書いた本です。 ただ、原題は【WHEAT BELLY】。直訳すると【小麦腹】。意訳し過ぎですよね… 内容はと言うと、原作者が日々心臓病や糖尿病などの治療をしていて、なぜアメリカ人は こんなにみんな太っているのか?体質改善、予防のためにも痩せる事が大切なのに、 なぜ痩せないのか?そしてなぜ自分(原作者自身)も太っているのか?? 原作者は医者ですから患者さんにコレステロールの少ない食事にして、運動をするように 食生活の指導もしていたし、原作者自身も毎日運動をしていたし、ファストフードやスナック菓子は 食べていなかったそうです。でも、気が付いたら太っていた。 これでは患者さんは信じてくれない、何かがおかしい… と思って色々と考えて調べて 出てきた答えは毎日食べている【小麦】ではないか?と。 そこで、さっそく小麦を抜いた食生活に替えたら劇的に痩せたそうです。 なぜ今の小麦が良くないのかと言うと、現在食べられている小麦は品種改良が繰り返されたことで 本来の小麦とは違う物に変わってしまっていて、砂糖よりも血糖値を上昇させてしまう糖質が 多く含まれているので、肥満の原因になっている。 (原作者はそのぽっこりお腹の事を小麦腹と呼んでいます。) その急激な血糖値の上昇のせいで食後の眠気やだるさ、様々な消化器の症状が引き起こされている。 これが今のアメリカ人の病気と肥満の多さの原因になっているから、小麦を食べる量を減らす事が 大切だよ。と言う内容です。 実際、小麦を抜く食事指導で結果が出ているそうです。 私も、パンは自分の体に合わないと思っていたので最近はほとんど食べていませんでした。 食べると異常に眠たくなることがあるのと、口の粘膜が荒れる事があって、それが嫌で ほとんど食べなくなっていました。 ただ、食べてもあまり眠たくならないパンもあったので、そのパン屋がつかっている添加物 とかの量に依るのかと思って、もうあそこのパン屋のパンは食べない、と決めていたんですが、 小麦にも問題があったみたいです。 ただ、食べるな!と言うのは簡単なんですが、なかなか大変なことです。 血糖値を急激に上昇させる、と言う事はマクロビオティックで言う所の砂糖やアルコール、 カフェインなどと同じ極陰性の食べ物になります。 これらの物を好きな方は多いと思いますが、まるで中毒性があるかのように無性に食べたくなりますよね。 患者さんに砂糖は一切取らないで!って言っても出来る人は本当にごくわずかです。 止めようと思って我慢していたけど、もうどうなっても良い!!って思って沢山食べちゃいました、 って話もたくさん聞きます… なので、無理はしないでください。本のタイトルは【小麦は食べるな!】ですが、 大事な事は小麦は極陰性の性質を持っていると言う事を知ることです。 食べた後にどうやってその陰性を減らしてあげるか、体のバランスをどう調えてあげるかです。 食事で調整しても良いし、お手当で調整しても良いし、何でも良いです。 好きだから、生まれつきこんな体質だから、と何も考えずに生活をするのではなく、 ちょっと意識して生活をして頂きたいと思います。 毎日の朝ご飯がパンだったのなら、たまにはお米とお味噌汁の朝ご飯の日を作ってみることから 始めてみてはいかがでしょうか? |
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2013 09,24 22:44 |
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12月15日に幕内先生の講演会が札幌で開催されます。
子供の健康、成長のために食事をしっかりしたい、と考えていても、 本屋さんに行ったら食事の本は沢山あるし、 こっちは良いって言ってるのに、こっちは良くないって言ってたりと 何が正しいのか分からなくて、迷って立ち止まっている方。 幕内先生の話はとてもシンプルです。 その日の晩御飯からすぐに始められると思います。 もっと食事の事が知りたくなったら、そこからゆっくり勉強を 始めていかれると良いのかな、と思います。 詳細はコチラ↓↓をクリックしてご覧ください。 ・学校給食と子どもの健康を考える会 札幌 |
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2013 02,23 22:48 |
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「肉を食べると病気になる」
「牛乳は体に悪い」 「パン食は万病のもと」 「甘い物を食べるとうつになる」 この広告が新聞に載ったあと、何人かの患者さんから、 「食事療法の本の広告を見たんだけど、すごい大変なんですね。 私にはそこまで出来ないなぁ。」 と言われました。 そして誰も「野菜サラダよりゆでた根菜類が良い」の事なんて言いませんでした… 強く印象付けて本を宣伝してようとすると、こういうサブタイトルを 付けたくなるんでしょうかね。 こんな宣伝文句を見たら、肉も牛乳もパンも甘い物も全部食べるのをやめないといけない、 そんなに厳しい事は出来ない、と思ってしまうのではないかとちょっと考えてしまいます。 病気になっていない人が健康維持のために自分の好きな食べ物を止めるでしょうか? まず止めないと思います。 こんなサブタイトルを見たらやめなきゃいけない!もう一生食べてはいけない! って思いませんか? そんなことはストレスにしかならないのではないでしょうか? まだ病気じゃないし、肉は美味しいし、って思ったら食事療法は病気になってから 考えようってなると思うんです。でもそれだとなんだかもったいないですよね。 本当に大切なことは、体に負担のかかる食べ物を恐れさせてやめさせる事ではなく、 その食べ物が体にどういう影響を与えるのか、その食べ物の影響を どうやったら減らすことが出来るかを知る事だと思うんです。 体は負担がかかっている事を病気になる前にサインを出して教えてくれます。 そのサインに気がつけば食事に気をつけて病気にならないようにすると思います。 たとえば、お肉を食べたら体はどうなるのか、食事やお手当でどうやって脂を 体外に早く出すか、どうやって体にたまった動物の熱を冷ますか。 その方法を皆さんが知って、体の負担を減らして健康を維持することが大切で、 健康を感じられる中で肉もパンも甘い物も上手に食べれば良いと思うんですけど、 残念ながらそういう風にはならないみたいです。 やっぱりインパクトが無いと売れないんですかね… そんな本ってありそうで無いんです、あっても良いと思うんですけどね。 |
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2013 02,16 22:38 |
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手遅れになる前に書きたかった事です。 皆さん、チョコを食べ過ぎてはいませんか? チョコは、疲れたり、イライラしたり、緊張したり、硬くなった体や心をふわっと緩めてくれるので、 また、糖分は水分を引き付ける性質があるので、むくみやすくなります。 チョコなどの甘い物や果物を多く食べていると、足の裏がしっとりと汗をかきやすくなります。 その他にも、頭がフワ~っとしたり、イライラしたり、手足が冷えたり、歯が浮いた感じがしたり、 これらの反応が嫌な方は、梅干や沢庵を食べたり、梅しょう番茶を飲んだりして 甘い物はとても魅力的みたいですが、くれぐれも食べ過ぎませんように。 |
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