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2015 04,18 07:58 |
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この春にあった嬉しかった事、その②です。
治療に通ってくれていた中学生たちが無事に高校に合格しました。 そのうち2人は心と体が疲れてしまって学校に通えなくなっていたので、無事に学校に行けるように なった事だけでも嬉しいのに、見事に志望していた高校に合格したので、嬉しさもひとしおです。 この2人はただ治療を受けるだけではなく、ちゃんと自分でも生活を改善してくれました。 もちろん、ご家族が助けてくれた部分も大きいと思いますが、食事に気を付け、生活のリズムに 気を付け、自分で出来るお手当(湯たんぽ、お灸、ヨガなど)をして、元気になりました。 【今の自分の体調に合わせて、食べる物や何をするかを選んで、実行する。】 僕から宿題として伝えていた基本的な生活を、中学生たちはちゃんとやってくれました。 このへんは大人より子供の方がちゃんとしてくれるので、とっても治療はスムーズです。 朝起きれない、だるい、頭が痛い、体が痛い、などの症状を訴えて学校に行けなくなると、 自律神経失調症や起立性調節障害と言う病名を付けられる事が多いのですが、生活を整える事で 心と体が整っていって、症状は消えて元気になります。 その中でも特に大事なのが食生活です。 勉強や部活で疲れている子に、何も考えずに甘い物やパンなどを食べさせていませんか? 食事が乱れると当然元気は無くなりますし、勉強の効率も悪くなりますからね。 ぜひ大人が優しい生活を知って、子供たちを守って頂きたいと思います。 自分の体の声を聞けるようになったこの高校生たちが、これからどんな大人に成長していくのか、 とっても楽しみです。 PR |
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2015 02,17 07:51 |
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最近、「ホットヨガって体に良くないんですか?」って聞かれることが急に増えたんですが、
説明が長くなるので、ちょっとまとめて僕の考えを書いてみました。 その土地の季節に合った生活をすることで元気でいられる、と言うのが東洋医学の基本的な考え方 なので、ホットヨガのように不自然な環境で何かをすることはお勧めしないんですが、「良くない」 って決めつけるのもどうかと思うので、ちょっとホットヨガの事を書いてみようと思います。 まずは考え方として、「コレは良くない!」ってバッサリ切り捨てる考え方が好きじゃないんです。 マクロビオティックだと「白砂糖はダメ!」「肉はダメ!」って言う人もいますが、それを求める人が いて、それで満足するなら、ダメと言われる物にも意味があるんです。 大事な事は、「なんでそれを体が求めているの?」と「ダメと言われるマイナス面をどうやって減 らすか?」です。 その原因を見ないで否定だけして、白砂糖は良くないからと言ってメープルとか小麦のお菓子を 沢山食べる人もいますが、結局は同じ事です。 頭で良い悪いを決めるのではなく、しっかりとココロとカラダの反応を見て、調整することが大切です。 まず大事な事は「なんでホットヨガに行く人が多いのか?」です。 ダメと言われているのに多くの人がホットヨガに行く。常温のヨガの方が体に良いよって言っても ホットに行く人が沢山いる。 何でか? 常温のヨガじゃ物足りない、もしくは、ホットヨガの方が気持ちが良いから行くんです。 ヨガに行く人が求めている物を、 より強く求めている人がホットヨガに行きます。 それは、「緩み」です。 働いて、疲れて、緊張して、固くなったココロとカラダを緩めたくてヨガに行くんです。 体を動かすことで、血行が良くなり、筋肉の緊張が取れてくることで体がスッキリしてくるし、 一緒にココロの緊張も取れて、リラックスすることが出来ます。 「血が巡る」と言うことで体は緩むことが出来るので、お風呂やサウナに入ったり、湯たんぽで 体を温めたりする事でリラックスすることが出来ます。 なので、ホットヨガは常温のヨガよりも強く体を緩めることが出来ます。 ホットヨガが好きな人は、強く緊張している、と言う理由が根本にあります。 冬の北海道で、ホットヨガ。 とっても不自然ですが、時と場合によります。使い方なんです。 すっごい緊張した、ストレスを受けた、頑張った、と言う時には強烈に緩めるものが欲しくなるんです。 その時に、甘い物を求める人も、アルコールを求める人も、過食に走る人も、運動する人も、大きな声を 出したくなる人もいますよね? みんな、「緩みたい」だけです。 スイーツもアルコールもタバコもホットヨガも、緩むための方法が違うだけです。 なので、どうしても強く緩みたい人はホットヨガをしても良いんです。 (ただし、強く緩める物はリバウンドが起きて、さらに緊張する、と言う事もあるので注意が必要です。) 大事な事は、自分が今すごく緊張している事を受け入れる事と、「なんでそんなに緩みたいのか?」 その原因に気が付くことです。 今回、ホットヨガのインストラクターをしている方からも質問を受けました。 「私は体に良くない事をしているんでしょうか…」と。 大事な事は、生徒さんの強い緊張の原因を見つけて教えてあげる事と、それを普段の生活の中で できる優しく緩める方法を伝える事、そして一番大事な事はホットヨガの上手な使い方を伝える事 だと思います。 何かを否定するのではなく、全体でバランスが取れるようにして頂きたいと思います。 生活習慣、食事、体の使い方… バラバラに考えないでくださいね、みんな繋がっていますからね。 では、ホットヨガをする上で気を付けて欲しいポイントですが、大事な事はこの3つ。 ①北国や冬場、帰り道で体を冷やさない。 ②水分をがぶ飲みしない。 ③ヨガの後にお腹に負担のかかるものは食べない。 ①についてですが、ホットヨガをすると体がすごく緩むので、体を守る力も緩んで弱くなっています。 なので、外の影響を受けやすくなっている時に、冷気にあたると風邪を引きやすいので、気を付けて 家に帰ってくださいね。 ②はついつい喉が渇くのでやってしまっている方も多いと思いますが、お腹にすごく負担がかかります。 せっかく内臓器が働きやすくなるように体を緩めたんですから、無茶はしないでください。 ひと口ひと口味わいながら、ゆっくり飲んでください。 飲むものとしては、冷たい物、アルコール、カフェイン、糖分はお勧めしません。 そして、一番大事なのがこの③。 ホットヨガだけの事ではないのですが、ヨガなどで体を動かした後に皆さんは何を食べていますか? 運動したからお酒が飲みたくなる人もいるでしょうし、甘い物が欲しくなる人もいると思います。 お腹が動き始めるからついつい沢山食べたり、肉や魚などを食べる人や、ヨガだしインドつながりで カレーを食べる人もいると思いますが、コレみんなお腹に負担がかかるので気を付けてくださいね。 特にホットヨガの後にはお勧めしません。 不自然な環境での運動だからホットヨガが体に良くないと言う人もいますし、いろんな症状が出る から良くない、と言う人もいますが、強く緩むのは分かったけど、それ以外にいったいホットヨガ は体にどんな影響があるのでしょうか? なかなかココの大事な所、ホットヨガの問題点が知られていないみたいです。 ホットヨガの一番の問題は「高温多湿」であると言う事です。 高温多湿であることには良い面と悪い面があって、筋肉の緊張は緩むことが出来て良いのですが、 この環境を嫌う内臓器もあります。 もう、嫌うと言うか、嫌い過ぎて働けなくなる、と言ってもいいくらい相性が悪いんです。 その内臓器とは「消化器」です。 消化器は高温多湿の環境を嫌います。働けなくなります。 暑い夏場に食欲が落ちる人って多いですよね?しかも暑い日に湿気があると尚更食欲は落ちませんか? 夏バテの原因はココにあります。 高温多湿の環境にいるせいで消化器が働けなくなって、食べ物から気と血液を作ることが出来ず、 元気が無くなってバテてしまうんです。 高温多湿の環境でヨガをすると消化器の働きは落ちます。なので、そのあとにどうケアをするか? どんな食事をするか?がとっても大切なんです。 ②はココにも関係してきます。ホットヨガの高温多湿で環境で弱った消化器に、さらに水分を一気に 入れるなんて…優しく水分を入れて、体の熱を冷ましてあげて欲しいなと思います。 消化器が弱って、消化吸収する力が落ちれば、気と血液が不足してしまって、いろんな症状が ココロとカラダに出てきてしまいますからね。 ホットヨガで体調を崩したと言う人は、本当にホットヨガだけが原因なんでしょうか? 今までの生活をちょっと振り返ってみてくださいね。 それと、おまけの④ 強くココロとカラダを緊張させてしまう日常の優しくない生活も知っておいてください。 ポイントは食事と睡眠です。 肉、魚、卵、乳製品、砂糖、果物、小麦粉、カフェイン、アルコールなどなど。 マクロビオティックで言う所の極陰性と極陽性の食べ物達です。 これらの食べ過ぎには気を付けてくださいね。 朝疲れがとれていなかったら、食べ過ぎです。食べちゃダメ!ではないので、ちょっと減らして みるくらいで良いです。体の声を聞きながら好きな物を上手に食べて欲しいなと思います。 そして、寝るのが遅い人。 寝る時間が遅いと体がしっかりと回復することが出来ないので、緊張が溜まっていってしまうので、 理想は10時ですが、遅くても12時までには寝ましょうね。 食事や生活、季節の過ごし方などはWSで詳しく話していますので、もっといろいろ知りたい方は、 ぜひぜひWSにいらしてください。 ホットヨガが大好きだと言う方。 ホットヨガで体調を崩したと言う方。 体に負担をかけないように普段の生活は気を付けていますか? 好きな事をやるのは良いと思います。 でも、どうせやるなら健康的に楽しくやって頂きたいと思います。 ホットヨガのインストラクターをしている方。 ホットヨガは悪くない。不自然な所があるから、ちょっと使い方が難しいだけです。 ぜひこのポイントをホットヨガが好きな方たちに伝えて頂きたいと思います。 そして、ヨガだけではなく、生活で気を付けるポイントなど、ココロとカラダに優しい事も 伝えながら、普段の生活ですごく緊張して固まっている皆さんを上手に緩めて、元気で楽しい 生活に導いて頂きたいと思います。 |
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2015 02,13 11:48 |
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「どうしたら効率良く勉強ができるのか?」
「どうしたら試験の時に実力を発揮できるのか?」 など、受験について最近質問されることが多いので、ちょっと書いておこうと思います。 まずは、もう試験直前だと思うので、どうやって良いコンディションで当日を迎えるか?ですね。 もう、これはとってもシンプルです。 ●早く寝る事 ●晩御飯を食べ過ぎない事 コンディションを整えるポイントは、いかに寝ている間に回復出来るか、なんです。 寝ている間に回復することが出来れば、それだけ頭の働きも良くなります。疲れた頭で問題を 解くなんて効率が悪いし、ケアレスミスをしやすくなってしまいます。 夜遅くまで勉強をするなんて、勉強自体の効率が悪いし、本番で自分の力をちゃんと発揮出来なく なりますからね。 早く寝るための大事なポイントとして「食事」があります。 沢山食べて、お腹が消化のために働いていると眠りの質が悪くなってしまうので、寝る3~4時間 前までに食事を終わらせることです。ちょっとお腹が空いて来たかな…くらいで寝てください。 あと、消化吸収に時間のかかる動物性食品は晩御飯から出来るだけ減らした方が眠りの質は良くなります。 そして、「早く寝る」とは一体何時に寝れば良いのか?これもとっても大切なポイントです。 個人差があるとは思いますが、基本的には10時台には寝た方が良いと思います。 12時過ぎてから寝ると、一日の疲れはあまり回復出来なくて、前日の疲れが残ってしまって、 だるいとかボーっとするとか、朝の目覚めが悪くなります。 ボーっとしてる頭で試験を受けるなんて勿体無いですよね。 目覚めの良し悪しは血圧や体質のせいだ、と思われている方も多いと思いますが、ほとんどは 生活習慣や食事の影響ですからね。 目覚めが良くなかったら、前の日の生活を振り返ってみて下さい。きっと体に優しくない事を していると思います。 まずは、晩御飯を意識することで生活のリズムを整えて、良いコンディションで試験に臨んで 欲しいなと思います。 ・試験の時に慌てない方法 ・試験前の不安やイライラを減らす方法 ・頭の働きを良くする方法 などなど、まだまだ沢山ポイントがあるのですが、書ききれないので続きはまた今度。 |
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2015 01,23 19:51 |
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砂糖について書いている記事がfacebookにありました。
簡単に言えば、砂糖(糖分)は、体を緩めます。 |
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2015 01,12 07:17 |
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去年の11月14日に札幌市立栄中学校の2年生のPTAの集まりで
「子どものための優しい生活勉強会」と題して、自然療法と食事療法の話しをしてきました。 当日は大雪だったのですが、いつものPTAの1.5倍くらいの約50名の保護者の方が集まって下さいました。 本当にありがたく、嬉しい事です。 体に優しい生活方法を知りたい、と思っている人は多いのに、こういう機会はあまり無いみたいですが、 自然療法や東洋医学がお父さんお母さんの普通の事になると良いですよね。 今回のテーマは、「子どものために家で何が出来るのか?」 東洋医学のベースである陰陽を知って、陰陽で今の心と体の状態を判断出来るようになれば、どうやって 体調の変化に対処したら良いのかが分かるので、なんでもかんでも病院や薬に頼らなくても良くなると 思いますし、不安を感じる事も減ると思うんです。 なので、僕は患者さんに今の症状の原因と、元気になるために自分で出来る簡単な方法も伝えて いるのですが、今回の勉強会ではおうちですぐに出来る簡単な3つの方法を説明しました。 その3つとは、梅醤番茶、コンニャク湿布、湯たんぽです。 時間も限られているので、最初にまずみなさんに梅醤番茶を用意して、飲みながらこの不思議な飲み物に どんな効果があるのかをお話しして、それから陰陽の話に入って行きました。 陰陽で大事な事は、人の心と体の変化に気が付けるようになる事と、簡単な調整法を知る事なんです。 例えば陰性に傾くと、やる気が出ない、不安が強くなる、決断出来ない、などの状態になってしまいます。 この時に、気持ちを強くしよう!って思っても難しいですよね。心を変えようとすることはとっても 大変なので、無理しないで良いんです。陰性になってしまった体を陽性にすれば、自然とやる気も 出て、決断できるようになります。 陰性の症状が出たら陽性にして、陽性の症状だったら陰性にするだけ。とってもシンプルでとっても 簡単なんです。 この時の大事な事は、食べ物の陰陽を知ると言う事です。 砂糖は? 肉は? パンは? 乳製品は? ここは時間をかけてじっくり説明しました。皆さんが一番興味を持たれていた所だと思います。 食べ物によって簡単に、やる気が出なくなったり、朝起きられなくなったり、イライラしたり、 肩が凝ったり、いろんな症状が出てきてしまうので、食事はとっても大切なんです。 そして、食事を変えるよりもっと簡単な方法は、お腹を暖めると言う事です。 ここで理由を説明すると長くなってしまうので書きませんが、心でも体でも、最近何だかおかしいな って思ったら、とりあえずお腹を暖めてください。 きっと回復するはずです。 その時の方法が、コンニャク湿布と湯たんぽです。 そんな事で…って思うかも知れませんが、騙されたと思ってやってみてください。体は喜んでくれます。 最後に来年お子さんが受験生になるので興味があると思って「どうしたら効率よく、根気強く勉強 できるようになるのか?」の話をしました。 僕も学生時代に知っていればもっと成績は良かったはず!と自分の学生時代の効率の悪い生活を例に 出しながら説明しました。 コレも是非多くの人に知っておいてほしい事です。知らないで無理して頑張って勉強しているのは 勿体ないと思います。食事とお手当てで成績は変わってくると思うんです。 50分の予定だったのですが、ついつい話し過ぎて時間をオーバーしてしまいました。 最後まで聞いてくれた皆さん、大目に見てくれた先生方、ありがとうございました。 先生も、保護者のみなさんもすごく熱心に話を聞いて下さったのが、とても印象的でした。 去年は、専門学校の新入生にも話す機会を頂きましたし、幼稚園と中学校の保護者の方に話す機会も 頂きました。本当にありがたいことです。 今年も子供たちのために、こういう東洋医学で元気になるための話をする活動を続けていきたいと 思っていますので、もし興味のある方がいらっしゃいましたら、ご相談ください。 どうぞ宜しくお願い致します。 |
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